幕府方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 18:55 UTC 版)
茶臼山には、前日の戦闘で損害を負った大和路勢35,000と浅野長晟勢5,000を配したが、松平忠直勢15,000が抜け駆けをして大和路勢前方に展開し真田勢と対峙した。 天王寺口は、先鋒に本多忠朝を大将とした秋田実季、浅野長重、松下重綱、真田信吉、六郷政乗、植村泰勝ら計5,500。二番手に榊原康勝を大将とし、小笠原秀政、仙石忠政、諏訪忠恒、保科正光、丹羽長重ら計5,400。三番手に酒井家次を大将とし、松平康長、松平忠良、松平成重、松平信吉、内藤忠興、水谷勝隆、稲垣重綱、六郷政乗、松平成重ら計5,300。その後方に徳川家康の本陣15,000を置いた。さらに徳川義直(15,000)、徳川頼宣(家康本陣と同一か?)が本陣後備として布陣した。 岡山口は先鋒大将は前田利常、本多康俊、本多康紀、片桐且元ら計20,000。二番手は井伊直孝、藤堂高虎勢計7,500と細川忠興(兵数不明)。その後方に徳川秀忠の本陣23,000を置いた。一説には一番手と二番手の間に黒田長政、加藤嘉明(兵数不明)が参陣していたといわれるが詳細不明。
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