幕府旗本の中山氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/12 06:06 UTC 版)
家範の嫡男である中山照守(家守)は、北条家滅亡後に新たに関東の支配者となった徳川氏に仕えた。照守は上田合戦で上田七本槍に数えられる奮戦をし(ただし、軍律違反で謹慎処分を受けている)、また高麗八条流馬術を将軍徳川秀忠・徳川家光に伝授して、最終的に3500石の大身旗本となった。子孫も旗本として存続した。旗本中山家からは、それぞれ盗賊改・火付改に任じられて「鬼勘解由」とあだ名された中山直守・中山直房親子などが出ている。 なお、中山照守の曾孫の直邦が黒田直綱の名跡を継ぎ、譜代大名となっている。
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