切金とは? わかりやすく解説

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きり‐かね【切(り)金/×截り金】

読み方:きりかね

仏画仏像装飾に使う技法細長く切った金や銀の箔を用いて、衣などに繊細華麗な文様描き出す平安時代から鎌倉時代にかけて盛行した

金銀薄板小さく切って蒔絵(まきえ)の中にはめ込む技法。箔より少し厚めのものを用い、図中のなどにあしらう


きり‐がね【切(り)金】

読み方:きりがね

江戸時代債務分割して弁済する手続きまた、その額。きりきん


きり‐きん【切(り)金】

読み方:きりきん

室町時代、金の延べ金(がね)を必要に応じて切り、はかりにかけて貨幣として使ったもの。

きりがね


切金

読み方:キリカネ(kirikane)

(1)金銀などの箔や薄板細かく刻み、これを貼る技法
(2)借金返済法の一つ定期分割して支払う。


切金(きりがね)

金工作品の中でも目貫の製作は裏側からの打ち出しによる工法が主である。この際地金一部極端に薄くなって開孔したり割れ生ず場合がある。この補修のために裏側に共金の小片溶着させることがあり、これを切金または当て金と称し、独特の趣や風情を示す。その当て方や継ぎ方の技法時代の上がる後藤家の代別を見別ける要点ともなっている。

切金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/15 12:08 UTC 版)

切金(きりかね)

  • 截金 - 線状にまたは円形や三角形に切られた金箔銀箔仏像に貼り荘厳する伝統技法
  • 切金 - 金銀を薄く延ばした板を種々の形に切って蒔絵の面に嵌め込む技法



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