地頭
じ‐あたま〔ヂ‐〕【地頭】
じ‐がしら〔ヂ‐〕【地頭】
じ‐とう〔ヂ‐〕【地頭】
地頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 13:47 UTC 版)
地頭(じとう)は、鎌倉幕府・室町幕府が荘園・国衙領(公領)を管理支配するために設置した職。地頭職という。守護とともに設置された。
注釈
出典
- ^ 荘園・公領の秩序と安定をもたらしたなどの功績により、朝廷は源頼朝へ高い官位や大功田などを授けた。
- ^ 『島津家文書・元暦二年八月十七日源頼朝下文』より。なお、元暦2年は8月14日までであるが、鎌倉まで伝わるのが遅れたことによるものか。
- ^ 菱沼一憲『中世地域社会と将軍権力』(汲古書院、2011年)P140-147
- ^ 健治元年10月28日付紀伊国阿弖河荘上村百姓等申状「高野山文書」
- ^ 上横手雅敬「地頭概念の変遷」『日本中世政治史研究』塙書房、1970年
- ^ 保立道久「平安時代の国家と荘園制」『中世の国土高権と天皇・武家』校倉書房、2015年(原報告:1992年)
- ^ 古賀登「唐の青苗銭・地頭銭について」(『両税法成立史の研究』雄山閣、2012年)
- ^ 平家没官領に対しても朝廷の巻き返しがあり、後白河法皇は3月に平家没官領の丹波国五箇荘を院領にするよう命じている(『吾妻鏡』文治2年3月8日条)。
- ^ 公事方御定書第三条『御料一地頭地頭違出入並びに跡式出入取捌之事』
- ^ a b 参照:野田敏夫校訂「飫肥藩分限帳」(昭和49年12月3日、日向文化談話会発行)所収
- ^ a b 黒龍会 編『西南記伝』 下巻二、黒龍会本部、1911年4月。NDLJP:773389。
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