皇室経済会議とは? わかりやすく解説

こうしつけいざい‐かいぎ〔クワウシツケイザイクワイギ〕【皇室経済会議】

読み方:こうしつけいざいかいぎ

皇室経済に関する事項審議するため、皇室経済法によって設けられ機関


皇室経済会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/28 01:42 UTC 版)

皇室経済会議(こうしつけいざいかいぎ)は、皇室経済法に基づいて設置される合議機関。

構成

皇室経済会議は、議員8人で組織される。また、予備議員8人も置かれる。定足数は5人。議長は内閣総理大臣

議員

衆議院議長、衆議院副議長、参議院議長、参議院副議長、内閣総理大臣財務大臣宮内庁長官会計検査院長

予備議員

衆議院議員(2名)、参議院議員(2名)、国務大臣(1名)、財務事務次官、宮内庁次長、検査官(1名)

現在の議員

皇室経済会議議員
氏名 職名 生年月日(年齢) 備考
細田博之 衆議院議長 (1944-04-05) 1944年4月5日(78歳)
海江田万里 衆議院副議長 (1949-02-26) 1949年2月26日(73歳)
尾辻秀久 参議院議長 (1940-10-02) 1940年10月2日(82歳)
長浜博行 参議院副議長 (1958-10-20) 1958年10月20日(64歳)
岸田文雄 内閣総理大臣 (1957-07-29) 1957年7月29日(65歳) 議長
鈴木俊一 財務大臣 (1953-04-13) 1953年4月13日(69歳)
西村泰彦 宮内庁長官 (1955-06-29) 1955年6月29日(67歳)
森田祐司 会計検査院長 (1958-09-02) 1958年9月2日(64歳)
皇室経済会議予備議員
氏名 身分 生年 職務を行う順位
衛藤征士郎 衆議院議員 (1941-04-29) 1941年4月29日(81歳) 第1位
菅直人 衆議院議員 (1946-10-10) 1946年10月10日(76歳) 第2位
世耕弘成 参議院議員 (1962-11-09) 1962年11月9日(60歳) 第1位
水岡俊一 参議院議員 (1956-06-13) 1956年6月13日(66歳) 第2位
松野博一 国務大臣(内閣官房長官 (1962-09-13) 1962年9月13日(60歳)
茶谷栄治 財務事務次官 (1963-06-21) 1963年6月21日(59歳)
池田憲治 宮内庁次長 (1961-11-26) 1961年11月26日(61歳)
岡村肇 検査官 (1959-01-04) 1959年1月4日(63歳)

審議事項

  1. 内廷費皇族費の定額の変更に関する意見の内閣への提出(皇室経済法第4条、第6条)
  2. 皇族が初めて独立の生計を営むことの認定(同法第6条)
  3. 皇族がその身分を離れる際に支出する一時金額の認定(同法第6条)

脚注

  1. ^ a b 皇室の経済”. 宮内庁 (2019年9月6日). 2019年9月15日閲覧。

関連項目

外部リンク


皇室経済会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/01 19:40 UTC 版)

内廷費」の記事における「皇室経済会議」の解説

詳細は「皇室経済会議」を参照 皇室経済に関する重要な事項審議に当たるため、合議体の皇室経済会議が設置される。同会議議員は、衆議院及び参議院議長及び副議長内閣総理大臣財務大臣宮内庁の長並びに会計検査院長の8人。議長内閣総理大臣。 皇室経済会議の主要な職務次のとおり。 皇族独立生計を営むことの認定 皇族がその身分離れる際に支出する一時金額による皇族費金額決定 内廷費皇族費定額変更の必要を認める旨の意見提出

※この「皇室経済会議」の解説は、「内廷費」の解説の一部です。
「皇室経済会議」を含む「内廷費」の記事については、「内廷費」の概要を参照ください。

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