法華曼荼羅
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/05 08:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動法華曼荼羅(ほっけまんだら)とは、法華経の世界を図、梵字、漢字などで表した曼荼羅の一種。
密教の法華曼荼羅
天台宗、真言宗に於ける法華曼荼羅は、法華経前半十四品(迹門)に登場する菩薩などを表したものである。 構成は、中央に八葉蓮華(8枚の花弁を持つ蓮の花)を描き、その上に多宝塔を描く。多宝塔中の右に釈迦牟尼佛左に多宝如来が並んでいる。その周囲、八葉蓮華の花弁に弥勒菩薩・文殊菩薩・薬王菩薩・妙音菩薩・常精進菩薩・無尽意菩薩・観音菩薩・普賢菩薩の8尊の菩薩が配置されている。さらにその八葉蓮華の周囲に迦葉、須菩提、舎利弗、目連の4人の声聞を描く。さらにその外に外四供養菩薩、四摂菩薩、諸天、四大明王などを描く。
日蓮宗の「大曼荼羅」
脚注
関連項目
外部リンク
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十界曼荼羅と同じ種類の言葉
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