神体とは? わかりやすく解説

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しん‐たい【神体】

読み方:しんたい

神霊宿っているものとして神社などに祭り礼拝の対象とする神聖な物体古代では山岳巨岩大木などが神体または神の座として考えられたが、今日では鏡・剣・玉・鉾(ほこ)・御幣影像などが用いられることが多い。みたましろ


神体

読み方:シンタイshintai

神の宿るもの、神の姿そのもの


しんたい 【神体】

神道で、神霊宿っているとして祭祀用い礼拝の対象とする神聖な物体。神自身の意味をもつ。類語に神体形・霊御形など。元来特殊な玉石・岩・樹木高山名岳などだったが、鏡・剣・玉・鉾などが用いられるようになり、やがて神像現れるようになった江戸前期の僧円空は、本地垂迹信仰から、神社に神体としての仏像彫刻奉納し全国歩いた。神体として直接崇拝対象とする山を神体山と呼ぶ。→ 円空

神体(しんたい)

もともとは神の本体そのもの指したが、今日では象徴として礼拝の対象としてまつるもの。

神体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 22:16 UTC 版)

神体(しんたい)とは、神道が宿るとされる物体で、礼拝の対象となる[1]宗像大社では沖ノ島大神神社では三輪山が神体とされ[2]皇大神宮では三種の神器の一つの八咫鏡とされるなど様々である[1]


  1. ^ a b 『日本の神々の事典』
  2. ^ a b c d e f g 『神道の本』
  3. ^ a b 『八百万の神々』
  4. ^ a b 三橋健 『決定版 知れば知るほど面白い!神道の本』 西東社
  5. ^ 菅田正昭 『面白いほどよくわかる神道のすべて』 日本文芸社
  6. ^ 井上順孝 『神道』ナツメ社図解雑学〉 (原著2006年12月4日)。ISBN 9784816340628 
  7. ^ 戸部民夫 『日本の神々 多彩な民俗神たち』 新紀元社


「神体」の続きの解説一覧

神体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 09:08 UTC 版)

神 (神道)」の記事における「神体」の解説

詳細は「神体」を参照 神は本来、目に見えないものか見てならないものとして観念されている一方で祭祀などに際し神が依るべき物体として神体があり、山や鏡など様々な物が神体とみなされている。

※この「神体」の解説は、「神 (神道)」の解説の一部です。
「神体」を含む「神 (神道)」の記事については、「神 (神道)」の概要を参照ください。


神体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 09:57 UTC 版)

ウェスタ」の記事における「神体」の解説

フォルム・ロマヌムウェスタ神殿の神体は像であるとの俗説もあったが、詩人オウィディウスが、ウェスタの神体は物ではなく燃え続ける火であることを記している。

※この「神体」の解説は、「ウェスタ」の解説の一部です。
「神体」を含む「ウェスタ」の記事については、「ウェスタ」の概要を参照ください。

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