薗田稔とは? わかりやすく解説

薗田稔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 03:16 UTC 版)

薗田 稔
人物情報
生誕 (1936-04-27) 1936年4月27日
日本埼玉県秩父市
死没 (2024-12-31) 2024年12月31日(88歳没)
日本
国籍 日本
出身校 東京大学
学問
時代 昭和平成
研究分野 神道学
研究機関 國學院大學
京都大学
皇學館大学
学会 日本宗教学会
神道史学会
神道宗教学会
神道国際学会
主な受賞歴 日本宗教学会賞
テンプレートを表示

薗田 稔(そのだ みのる、1936年昭和11年〉4月27日[1] - 2024年令和6年〉12月31日[2][3])は、日本神職宗教学者秩父神社宮司京都大学名誉教授

宗教学民俗学の視点を入れた神道研究、日本宗教史研究を行う。2002年5月、京都・賀茂御祖(下鴨)神社糺森研修道場において、上田正昭らとともにNPO法人社叢学会を設立した。

経歴

埼玉県秩父市出身。埼玉県立熊谷高等学校を経て、1960年東京大学文学部宗教学科を卒業、1965年に同大学院博士課程満期退学。1972年國學院大學文学部講師1974年に同助教授1981年に同教授1991年に京都大学教養部教授、のち京都大学総合人間学部教授、2003年に國學院大學神道文化学部特任教授皇學館大学大学院特任教授を歴任。また、1989年からは秩父神社の宮司を務める[4]

2005年より神道国際学会会長、インターナショナル・シントウ・ファウンデーション会長を務める[* 1]

2023年令和5年)3月31日、34年務めた秩父神社宮司を依願退職した[5]

受賞歴

  • 1976年 第11回日本宗教学会賞

著書

単著

  • 『祭りの現象学』(弘文堂、1990年、新版2014年)ISBN 4335570449
  • 『神道の世界』(弘文堂[神道ブックレット]、1997年)ISBN 433510071X
  • 『誰でもの神道 宗教の日本的可能性』(弘文堂、1998年)ISBN 4335160321
  • 『文化としての神道 続 誰でもの神道』(弘文堂、2005年)ISBN 4335160429

編著

執筆

脚注

書籍出典

  1. ^ 『読売年鑑』2016年版, p. 324.
  2. ^ 埼玉新聞』2025年1月7日(1面)
  3. ^ [おくやみ]薗田稔氏(埼玉県秩父市・秩父神社名誉宮司、京都大名誉教授)」『中外日報』2025年1月8日。2025年1月17日閲覧。
  4. ^ 『柞乃杜』創刊号, p. 4.
  5. ^ 『神社新報』第3630号, p. 2, 本庁辞令(三月三十一日付).

サイト出典

  1. ^ ラーク便り”. 宗教情報リサーチセンター (2005年). 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月13日閲覧。

参考文献

新聞

社報

  • 『柞乃杜』創刊号、秩父神社社務所、1989年12月23日。 

書籍





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「薗田稔」の関連用語

薗田稔のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



薗田稔のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの薗田稔 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS