たちばなみつよし 【橘三喜】
橘三喜
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橘 三喜(たちばな みつよし、寛永12年(1635年) - 元禄16年3月7日(1703年4月22日))は、江戸時代前期の神道家である。為証庵と号した。延宝3年(1675年)から23年かけて全国の一宮を参拝し、その記録を『諸国一宮巡詣記』全13巻として著している。また、橘神道を唱道した。
- ^ 『諸国一宮巡詣記』巻末の記述によれば、江戸を出発した橘三喜は先ず故郷である平戸へ向かった。『諸国一宮巡詣記』は延宝3年(1675年)7月16日に橘三喜が平戸を発して、まず生国である肥前国の一宮、淀比咩神社(現在の與止日女神社)へ向かうところより始まっている。
- ^ 同書は 佐伯有義 編『神祇全書 第2輯』皇典講究所 1907年2月 に所収。ただし、現在完本は伝わっておらず、『神祇全書 第2輯』に所収されているものは抜粋となっている。
- ^ 薗田 稔 高橋政宣 編『神道史大辞典』吉川弘文館 2004年7月 より。
- ^ 式内社研究会會編『式内社調査報告』第24巻西海道 皇學館大學出版部 1978年3月。
- ^ 詳しくは度津神社、天手長男神社を参照のこと。
- ^ 梅田義彦『神道の思想 第3巻 神社研究編』雄山閣出版 1974年9月 より。
- ^ 入江孝一郎『諸国一の宮』移動教室出版事業部 2001年6月 より。
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