神籬とは? わかりやすく解説

ひぼろぎ【神籬】

読み方:ひぼろぎ

古くは「ひぼろき」》「ひもろぎ」に同じ。〈名義抄


ひもろぎ【神籬/×胙/×膰】

読み方:ひもろぎ

古くは「ひもろき」》

(神籬)神事で、神霊招き降ろすために、清浄な場所に(さかき)などの常緑樹立て周り囲って神座したもの。のちには、神の宿る所として室内庭上立てたなどの常緑樹もいう。

(胙・膰)神に供える肉・米・餅(もち)など。ひぼろぎ

神籬/胙/膰の画像

神籬

読み方:ヒモロギhimorogi), ヒボロギ(hiborogi)

神霊宿っていると考えて周囲常磐木植え神聖保った


神籬

読み方:ヒモロギhimorogi

神霊をまつるための施設常磐木用いて作る


ひもろぎ 【神籬】

古く清音神道で、神霊宿っていると考えた山・森老木などの周り常盤木植えめぐらして玉垣囲み神座とした所をいったが、のちに常盤木立てて、これに神が宿るとし、神籬と呼んだ今は八脚案上に組み中央立てて木綿と垂とを付ける。字義については室木・生室木室籬など諸説がある。

神籬(ひもろぎ)


神籬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 08:05 UTC 版)

神籬(ひもろぎ)とは、神道において神社神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となるもの。


  1. ^ a b c d 『神道行法の本―日本の霊統を貫く神祇奉祭の秘事』学研 (原著2005-2-25)。ISBN 9784056037753 
  2. ^ 時代別国語大辞典上代編(1967年、624頁)
  3. ^ a b c d 鎌田正、米山寅太郎 『新版 漢語林』(七版)大修館書店 (原著1994-4-1)。ISBN 9784469031072 
  4. ^ 小池 2015, p. 62.


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