神籠石とは? わかりやすく解説

こうご‐いし〔かうご‐〕【神籠石】

読み方:こうごいし

広い範囲を、切り石築いた石垣区画し山城の古代遺跡北部九州地方に多い。朝鮮半島古代山城遺跡に似る。


神籠石

読み方:コウゴイシ(kougoishi)

古代山城の一類型。


こうごいし 【神籠石】


神籠石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 13:32 UTC 版)

神籠石(こうごいし)または神籠石式山城(こうごいししきやまじろ)は、九州地方から瀬戸内地方にある、石垣で区画した列石遺跡の総称。一般には『日本書紀』や『続日本紀』に記載がなく遺構でのみ存在が確認される山城を指す。


  1. ^ a b 小林行雄「こうごいし 神籠石」 水野精一・小林行雄 編『図解 考古学辞典』 東京創元社 1959年
  2. ^ 小林庄次郎「筑後國高良山中の神籠石なるものに就いて」 『人類学雑誌』14-153 1898年
  3. ^ 八木奬三郎「九州地方遺蹟調査報告」 東京人類学会『東京人類学会雑誌』15-173 1900年
  4. ^ 喜田貞吉「神籠石とは何ぞや」 『歴史地理』第4巻第5号 1902年
  5. ^ 鏡山猛 編『おつぼ山神籠石』佐賀県文化財調査報告書第14集 1965年
  6. ^ a b c d 門田誠一「《研究ノート》東アジアにおける神籠石系山城の位置」 古代學協會『古代學研究』第112号 1986年
  7. ^ 渋谷忠章「神籠石式山城」 江坂輝弥芹沢長介坂詰秀一編 『日本考古学小辞典』 ニュー・サイエンス社 1983年
  8. ^ 宮小路賀宏 編『杷木神籠石 朝倉郡杷木町所在杷木神籠石の調査』杷木町文化財調査報告書第1集 1970年
  9. ^ 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第1巻 原始1』 同朋舎出版 1991年 235ページ


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