瀬戸内地方
瀬戸内地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:06 UTC 版)
コップ:高松都市圏、ストロー:瀬戸中央自動車道・瀬戸大橋線、口:岡山都市圏1988年4月10日に瀬戸大橋が開通した時、四国側が岡山側に吸い上げられるストロー効果が発生すると予想された。四国側ではその対策の必要性が盛んに強調された(→東瀬戸経済圏)。この経路には快速「マリンライナー」などが走る。 コップ:高松都市圏、ストロー:高松自動車道・神戸淡路鳴門自動車道、口:京阪神神戸鳴門ルートと香川県が高速道路で直結したことに伴って、当初は全く予想もされていなかった香川県内の消費者までもが京阪神へ流出するというストロー効果も発生している。この経路を走る高速バスの大阪 - 高松・丸亀線・高松エクスプレスは、急速に利用者を増加させている。 コップ:徳島都市圏・淡路島、ストロー:神戸淡路鳴門自動車道、口:京阪神1998年4月5日に明石海峡大橋(神戸鳴門ルート)が開通してからは、徳島都市圏や淡路島では、それまで地元で行われていた消費者とその消費活動が京阪神へ流出した。また、これまで徳島・淡路島 - 阪神間のアクセスとして使われていた船に代わって1998年以降の高速バス躍進の影響も大きい。 この結果、徳島県唯一の百貨店だったそごう徳島店が令和2年8月末で閉店したため、同県は全国で2番目の「デパートなし県」になった。
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