瀬

デジタル大辞泉

せ【瀬】

読み方：せ

１ 川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「—を渡る」⇔淵(ふち)。

２ 川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「—を下る」「潮—」

３ 物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ—もあれ」「逢(お)う—」

４ 置かれている立場。「立つ—がない」

５ そのような点。ふし。

「かへりて面だたしげなるを、うれしき—もまじりて、大臣(おとど)は御涙のいとまなし」〈源・葵〉

６ 場所。ところ。

「聞かずともここを—にせむ時鳥(ほととぎす)山田の原の杉の群立ち」〈新古今・夏〉

らい【^▽瀬】

読み方：らい

［常用漢字］　［音］ライ（呉）（漢）　［訓］せ

〈ライ〉水の流れの浅い所。流れの急な所。「急瀬(きゅうらい)」

〈せ〉「瀬戸／浅瀬・川瀬・早瀬」

歴史民俗用語辞典

瀬

読み方：セ（ｓｅ）

（１）川などで歩いて渡れる所。
（２）その場合。その場所。
（３）江戸時代の鉱山用語。坑道内の採掘の足場をいう。

山岳用語辞典

瀬

川の流れのなかで水深が浅く、渡渉が可能となる地点。ただし、流れは急になる。

カヌー用語辞典

瀬

　流れが速く、波立っているところ。

JMnedict

瀬

姓	読み方
瀬	いわた
瀬	せ
瀬	せさき
瀬	せざき
瀬	せたか
瀬	せら
瀬	やなぎうち
瀬	やなぎせ

ウィキペディア

瀬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/16 15:46 UTC 版)

瀬（せ）とは

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

瀬

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:02 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ライ(表外)
  • 漢音 : ライ(表外)
• 訓読み
  • 常用漢字表内

    せ

  • 常用漢字表外

    がせ、しげ、せい、せっ、いわた

熟語

• 浅瀬（あさせ）
• 逢瀬（おうせ）
• 急瀬（きゅうせ）
• 瀬戸（せと）
• 瀬戸際（せとぎわ）
• 早瀬（はやせ）
• 瀬脇（せわき）

瀨

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:38 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ライ
  • 漢音 : ライ
• 訓読み

  せ、がせ、しげ、せい、せっ、いわた

漢字辞典

瀬

瀬	画数：19 学習年：中学校で習う漢字 音読み：ライ 訓読み：せ ピンイン：lai4 ハングル：뢰 対応する英語：rapids, current, torrent, shallows, shoal

瀨

瀨	画数：20 学習年：人名に使える漢字 音読み：ライ 訓読み：せ ピンイン：lai4 mi3 対応する英語：swift current, rapids

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Weblio日本語例文用例辞書

「瀬」の例文・使い方・用例・文例

• 瀬戸物のカップ
• その鳥は絶滅の瀬戸際まで追いやられている
• 浅瀬に乗り上げる
• 瀬戸際になって計画を変更する
• 山瀬さんは、新しい販売促進チームを組織するのに適任です。
• その国は核による瀬戸際政策を用いている。
• たくさんの鳥が平瀬で餌を食べていた。
• 真の問題は、あなたが瀬戸際戦術を扱うだけの技術を持っているかどうかだ。
• 彼は生きるか死ぬかの瀬戸際にいます。
• 月ヶ瀬の自然の恵み
• 友理子はたまの逢瀬を心行くまで楽しんでしまいました。
• トムが浅瀬をぽちゃぽちゃと歩いて行った。
• 名古屋と言えば、あなたは瀬戸へ行ったことはありますか。
• 負うた子に教えられて浅瀬を渡る。
• 彼は死の瀬戸際にいた。
• 瀬戸大橋の長さはどのくらいありますか。
• 人生沈む瀬あれば浮かぶ瀬あるわけだから、あまりくよくよしないように。
• 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
• 高瀬さんは何時の電車で来るの？
• 広瀬博士はエイズの研究に携わっている。