四国山地とは? わかりやすく解説

しこく‐さんち【四国山地】

読み方:しこくさんち

四国中央部東西走す山地石鎚(いしづち)山脈・剣(つるぎ)山地などからなり山容急峻(きゅうしゅん)で、多雨太平洋側少雨瀬戸内海側とに分ける。


四国山地

分野
地方気象情報などに用い地名全般用との共用部分は除く)に関する用語
意味:
シコクサンチ

四国山地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 23:05 UTC 版)

四国山地(しこくさんち)は、四国の中央部を東西に貫く山地中央構造線の南に千数百メートル級の急峻な山々が連なっている。四国山脈(しこくさんみゃく)とも呼ばれる。


  1. ^ 『コンサイス地名事典』 三省堂、1998年
  2. ^ 角川日本地名大辞典』 角川書店、1981年


「四国山地」の続きの解説一覧

四国山地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/05 15:27 UTC 版)

三波川変成帯」の記事における「四国山地」の解説

四国中央部では最も広い幅である約30km三波川変成帯分布し、御荷鉾・秩父変成帯含めば幅約50km達する。 三波川結晶片岩層序は以下のように区分される吉野川層群上部層群大生院中部層群三縄小歩危下部層群川口大歩危層 これらの内、三縄層が最も広く分布し中心部石英片岩を伴う緑色片岩からなるそれゆえ愛媛県変成岩分布域割合高く、この緑色片岩は「伊予青石」として珍重される三縄の上部には角閃岩体が分布し東赤石山北山麓の五良津山から二ッ岳に至る五良津岩体がある。 この五良津岩体では柘榴石角閃岩エクロジャイトなど高圧下で生成した変成岩見られる東赤石山にはマントル物質と見られる超塩基性岩である橄欖岩体も分布しクロム鉄鉱含まれ橄欖岩変質した蛇紋岩分布するまた、キースラガーと呼ばれる硫化鉄鉱鉱床三縄層に集中して見出され別子銅山もその一つである。 四国山地の内、石鎚山脈は主に三波川結晶片岩基盤岩とするが、第三紀堆積岩広く覆われ石鎚山から面河渓中心とする直径約7kmの領域第三紀噴出した溶岩である安山岩覆われる。四国山地に挟まれた、吉野川が刻む渓谷である大歩危小歩危には結晶片岩露出し褶曲による背斜構造見られる四国では大規模な横臥褶曲構造見られこのうち主なもの肱川河口付近長浜横臥褶曲南側の御荷鉾帯や秩父帯の上に衝上し長浜ナップ」と呼ばれもう一つ四国中央部の辻-猿田横臥褶曲長浜ナップの上重なり「辻-猿田ナップ」と呼ばれる一方で大歩危地域分布する三波川結晶片岩類のうち、三縄層中のジルコン多くが1900-1800Maの年代を示すのに対し小歩危層は92±4Ma、川口層は82±11Maと若く四万十帯北帯付加形成年代に近い。このため小歩危層および川口層を「四万十帯北帯」あるいは「四万十変成帯」と分類する方が適当であるとする説もある 。

※この「四国山地」の解説は、「三波川変成帯」の解説の一部です。
「四国山地」を含む「三波川変成帯」の記事については、「三波川変成帯」の概要を参照ください。

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