高丸山_(上勝町・那賀町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 高丸山_(上勝町・那賀町)の意味・解説 

高丸山 (上勝町・那賀町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/13 00:08 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
高丸山
北西の雲早山頂上より
標高 1,438.8 m
所在地 徳島県勝浦郡上勝町那賀郡那賀町
位置 北緯33度53分13秒
東経134度19分30秒
座標: 北緯33度53分13秒 東経134度19分30秒
山系 四国山地 剣山
高丸山 (上勝町・那賀町) (徳島県)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

高丸山(たかまるやま)は、徳島県勝浦郡上勝町と同県那賀郡那賀町の境界に位置するである。標高1,438.8m中部山渓県立自然公園に属する。四国百名山指定。高丸山東斜面は徳島県立高丸山千年の森として整備されている。

地理

勝浦郡上勝町と旧那賀郡木沢村の境界上にあり、雲早山から南東方約3.5Kmに位置する。阿波志には「高山、八重地にあり。郡中最も高し」とあり、文化期の「勝浦郡分間絵図」などにも単に「高山」と記されている。

高丸山の名称は明治期に入ってから呼ばれるようになり、なだらかな円形の山で、山自体が信仰の対象になっている。勝浦川上流・旭川の岸辺に高丸山遥拝所がある。高丸山と額を懸けた鳥居だけあり、鳥居の中央に高丸山の頂上が納まって見える。

高丸山の南東斜面約29haは県の自然環境保全地域の第一号に昭和52年に指定された。標高1,100mから山頂までの間は、樹高20mの大樹を含むブナ原生林で、ハリギリミズメ・コハウチワカエデ・イヌシデヒメシャラアオハダなどが自生する。草木ではスズタケが優占し、クマシデ・シコクトリアシショウマの群生があり、珍種ではオオバイケイソウなども見られる。

野鳥は32科70種、哺乳類は15科28種が確認され、ニホンカモシカも目撃されている。地質上は秩父帯に属し砂岩および泥岩からなる。

ギャラリー

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高丸山_(上勝町・那賀町)」の関連用語

高丸山_(上勝町・那賀町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高丸山_(上勝町・那賀町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高丸山 (上勝町・那賀町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS