ミズメ

本州の岩手県以南、四国、九州に分布しています。この種はカンバのなかでは南方系で、関西より西でも目にすることがあります。この樹種の特徴となっているのは、樹皮にサロメチールによく似た芳香があることです。このことに気づくと、樹皮がサクラのそれによく似ていることとあわせて、簡単にほかから区別することが出来ます。カンバの類は、取引上よくサクラと呼ばれることがありますが、この種の丸太はミズメザクラと名付けられることが多いです。勿論サクラの類とは関係がありません。 ■木材 ■用途 |
水芽
ミズメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 01:04 UTC 版)
ミズメ(Betula grossa)は、カバノキ科カバノキ属の落葉高木。ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)、アズサ(梓)とも呼ばれる。アズサの訛りでハヅサやハンサともいう[3]。樹皮や材観がサクラに似ていることから、ミズメザクラ(水目桜)とも呼ばれる。
- ^ a b 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants 和名-学名インデックス(YList) ミズメ”. 2015年10月10日閲覧。
- ^ POWO (2019). "Plants of the World Online. Facilitated by the Royal Botanic Gardens, Kew. Published on the Internet; http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:295101-1 Retrieved 20 November 2020."
- ^ a b 牧野, 富太郎「よぐそみねばり; みづめ」 『牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年、664・665頁 。
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