三本杭とは? わかりやすく解説

三本杭

読み方:サンボングイ(sanbongui)

作者 生田葵山

初出 明治33年

ジャンル 小説


三本杭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 01:46 UTC 版)

三本杭
八面山(宇和島市と四万十市の境[1])方面から望む三本杭
標高 1,225.7 m
所在地 日本
愛媛県宇和島市
位置 北緯33度11分18秒 東経132度38分07秒 / 北緯33.18833度 東経132.63528度 / 33.18833; 132.63528座標: 北緯33度11分18秒 東経132度38分07秒 / 北緯33.18833度 東経132.63528度 / 33.18833; 132.63528
山系 四国山地
三本杭 (愛媛県)
三本杭 (日本)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

三本杭(さんぼんぐい)は、四国山地西部に属するである。国土地理院では石鎚山と同じ四国山地西部に分類しているが、石鎚山からは隔てられた四国南西部に位置する。滑床渓谷のすぐ南側に聳え、滑床山(なめとこやま)とも呼ばれる。日本三百名山の一つに数えられる[2]

概要

三本杭の名称は江戸時代宇和島藩伊予吉田藩および土佐藩の境界を示す杭が山頂近くに立てられていたことに由来するとされる[2]

三本杭および滑床渓谷周辺は足摺宇和海国立公園の指定地域の一部である。山体は愛媛県-高知県境にまたがるが山頂部は愛媛県宇和島市に属し、山頂には一等三角点「滑床山」が設置され1225.72mとなっている[3]

山頂からは北側に高月山(標高1,229m)、その東側に石鎚連峰、南側には篠山、西側には鬼ヶ城山および宇和海が望まれる。

山肌はブナの天然林に覆われ、稜線沿いにはアケボノツツジシャクナゲおよびヤマツツジが見られる。

登山ルート

滑床渓谷の万年橋から渓谷沿いに遊歩道を登り、雪輪ノ滝、千畳敷を越えて奥千畳から二ノ俣の沢沿いを歩き、高度を上げて稜線に出て山頂に至るコースと、黒尊スーパー林道の八面山登山口近くの路肩に駐車し鉄の階段を登って、猪のコル・大久保山・八面山・熊のコルを通過して、1時間40分で山頂に達するコースがある[2]

ギャラリー

注釈・出典

  1. ^ 八面山 - 国土地理院地図
  2. ^ a b c 荒井魏『日本三百名山』 毎日新聞社編、1997年
  3. ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三本杭」の関連用語

三本杭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三本杭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三本杭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS