倶留尊山とは? わかりやすく解説

倶留尊山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 13:35 UTC 版)

倶留尊山
倶留尊山から望む曽爾高原のお亀池
標高 1,037.27[1] m
所在地 日本
三重県津市奈良県宇陀郡曽爾村
位置 北緯34度31分51秒 東経136度10分13秒 / 北緯34.53083度 東経136.17028度 / 34.53083; 136.17028座標: 北緯34度31分51秒 東経136度10分13秒 / 北緯34.53083度 東経136.17028度 / 34.53083; 136.17028[2]
山系 高見山地[2]
プロジェクト 山
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高見山から見た倶留尊山

倶留尊山(くろそやま)は、三重県津市奈良県宇陀郡曽爾村にまたがる高見山地の標高1,037 mである。日本三百名山の一つに数えられる[3]。別名「伊賀富士」。

概要

山名はこの山に見られる柱状節理の大障壁、すなわち賢却千仏の「拘留孫」に由来する[3]

倶留尊山は第三紀に活動した火山のなごりで、三重県側斜面には火山岩による柱状節理が見られる[3]。倶留尊山、曽爾高原一帯は室生赤目青山国定公園に指定されている[4]

山頂には三等三角点「具留尊山」が設置されている[1]

登山ルート

曽爾村から曽爾高原の国立曽爾少年自然の家(690m)、お亀池を経て亀山峠(800m)に登り、稜線を北上し二本ボソ(996m)を経て山頂に至る[5]。二本ボソから先の頂上部は私有地であり、環境整備のための協力金として入山料500円を徴収している。

脚注・参考文献

  1. ^ a b 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2013年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 日本の主な山岳標高(三重県・奈良県)”. 国土地理院. 2013年5月19日閲覧。
  3. ^ a b c 荒井魏 『日本三百名山』 毎日新聞社編、1997年
  4. ^ 国定公園の概要” (PDF). 環境省. pp. 4 (2012年4月1日). 2013年5月19日閲覧。
  5. ^ 川崎吉光 『大阪周辺の山250』 山と溪谷社、2001年

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