野口五郎岳とは? わかりやすく解説

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のぐちごろう‐だけ〔のぐちゴラウ‐〕【野口五郎岳】

読み方:のぐちごろうだけ

富山県南東部長野県大町市との県境にある山。標高2924メートル飛騨山脈北アルプス中央部高峰の一。山頂南西部氷食地形カール圏谷)がある。烏帽子(えぼし)岳(標高2628メートル)から槍ヶ岳に至る裏銀座縦走路中にあり、登山者が多い。中部山岳国立公園属する。

[補説] 「野口」は長野県大町市地名。「五郎」は、花崗(かこう)岩が風化した岩場地元で「ゴーロ」とよぶことに由来する


野口五郎岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 03:15 UTC 版)

野口五郎岳
燕山荘横より望む野口五郎岳
標高 2,924.3 m
所在地 富山県富山市長野県大町市
位置 北緯36度25分57秒 東経137度38分16秒 / 北緯36.43250度 東経137.63778度 / 36.43250; 137.63778座標: 北緯36度25分57秒 東経137度38分16秒 / 北緯36.43250度 東経137.63778度 / 36.43250; 137.63778
山系 飛騨山脈
プロジェクト 山
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黒部川源流部と写真右下に野口五郎岳がある

野口五郎岳(のぐちごろうだけ)は、飛騨山脈中部にある、標高2,924mの

概要

山頂付近は大石が堆積していて、灰色で茫洋とした山容が特徴的な山である。

名前の「野口」は、この山が属する長野県大町市の集落「野口」に由来し、「五郎」とは大きな石が転がっている場所を表す「ゴーロ」の当て字である。

歌手野口五郎(本名:佐藤靖)は岐阜県美濃市出身であるが、芸名はこの山に由来する。

西側斜面には明瞭な圏谷(カール)である野口五郎カールが見られ、カール底にはモレーン堆積で形成された氷河湖の五郎池がある。

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