信貴山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 地形 > > 信貴山の意味・解説 

しぎ‐さん【信貴山】

読み方:しぎさん

奈良県北西部生駒(いこま)山地南部の山。標高437メートル。信貴山朝護孫子(ちょうごそんし)寺がある。


信貴山

読み方:シギサン(shigisan)

所在 奈良県生駒郡平群町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒636-0923  奈良県生駒郡平群町信貴山

信貴山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 03:09 UTC 版)

信貴山
標高 437 m
所在地 奈良県生駒郡平群町
位置 北緯34度36分46秒 東経135度40分06秒 / 北緯34.61278度 東経135.66833度 / 34.61278; 135.66833
山系 生駒山地
プロジェクト 山
テンプレートを表示

信貴山(しぎさん)は、奈良県生駒郡平群町に位置するである。

奈良百遊山の一つに選定されている[1]

概要

名称は聖徳太子物部守屋を攻めたときにこの山で毘沙門天が現れた逸話で、太子が信ずべし、貴ぶべしといったことに由来すると伝わる[2]

外観は雄岳と呼ばれる北峰 (437 m) 、および雌岳と呼ばれる南峰 (400.5 m) の二峰からなり、花崗岩を基盤とする安山岩質の岩石から構成される。

生駒山地は西側(大阪府側)が断層により急傾斜しているのに対し、東側(奈良県側)は比較的傾斜もゆるく、侵食の進んだ樹枝状の谷が稜線近くまで発達している。このような特徴から信貴山の東側は中腹まで住宅地や樹園地・水田が分布している[3]

南側山腹には信貴山真言宗朝護孫子寺が建ち、山頂には山城である信貴山城があった[4]

山頂から北へ100mほど下った所から左へ曲がる細い山道に入れば、高安城跡倉庫礎石群の横を通り高安山方面へと繋がる[3]

大正時代から昭和初期にかけて奈良県大阪府からそれぞれ鉄道路線・ケーブルカーが開通した。1958年(昭和33年)には信貴生駒スカイラインも開通して門前町が発達している[4]

参考文献

  1. ^ 奈良県健康推進課 「健康づくり奈良百遊山」 2003年
  2. ^ 川崎吉光 『大阪周辺の山250』 山と溪谷社、2001年
  3. ^ a b 奈良地理学会 編 『大和を歩く-ひとあじちがう歴史地理探訪』 奈良新聞社、2000年
  4. ^ a b 『日本歴史地名大系30 奈良県の地名』 平凡社、1981年

関連項目




信貴山と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「信貴山」の関連用語

信貴山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



信貴山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本郵政株式会社日本郵政株式会社
Copyright (C) 2025 JAPAN POST SERVICE Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの信貴山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS