宇陀山地とは? わかりやすく解説

うだ‐さんち【宇陀山地】

読み方:うださんち

奈良県中東部、宇陀市南部広がる山地中央構造線以北地帯で、北は大和高原、西は竜門山地、東は三重県境の山地となる。山地は、西部の口宇陀盆地東部の奥宇陀山地に分けられ西部はなだらかな小丘陵東部は千メートル級の山々東西に続く。


宇陀山地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 03:54 UTC 版)

宇陀山地
宇陀市榛原の住宅地より宇陀山地を望む。正面に見えるのは宇陀川と芳野川を隔てる小丘陵(2010年10月撮影)
所在地 奈良県宇陀市
位置 北緯34度29分49秒 東経135度58分13秒 / 北緯34.49694度 東経135.97028度 / 34.49694; 135.97028
プロジェクト 山
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宇陀山地(うださんち)とは、奈良県内にある宇陀市南部に広がる山地。宇陀市と宇陀郡曽爾村御杖村を含む宇陀地域全域の山地を指すこともあり、この場合は高見山地(奥宇陀山地)室生山地の一部も宇陀山地に含まれる。逆に宇陀山地全域を室生山地の一部と見なす場合もある。また標高300メートルから500メートルの口宇陀盆地は高原ともいえ北部、笠置山地に広がる大和高原に含まれる場合もある。

地理

中央構造線以北の地帯で、東南部は高見山地(奥宇陀山地)、東北部は室生山地、西部は竜門山地、北部は大和高原へと続いている。淀川水系宇陀川と、これに合流する芳野(ほうの)川が南から北へ並行して流れており、両川沿いに比較的開けた小盆地が広がる。この2つの川を隔てるのは高低差100メートル以下の小丘陵となっており小盆地、小丘陵併せて一帯を口宇陀盆地ともいう。盆地とはいえ標高は300メートルから500メートルに位置し高原または高地ともいる。

なお、宇陀川は大和高原の山々により進路を東に変え並行していた芳野(ほうの)川、内牧川と合流し室生ダムを経て三重県名張市名張川と合流する。

主な山

小丘陵地帯であり名の付く山は少ない。また範囲も曖昧あるため「宇陀山地の山」とされるものは少ない。

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