あかぎ‐やま【赤城山】
あかぎさん 【赤城山】
赤城山(群馬県)
1828m 北緯36度33分37秒 東経139度11分36秒 (黒桧山)(世界測地系)
概 要
底面の径約25km大型の成層火山。形成の順序は、安山岩の主成層火山、周囲に分布するデイサイト火砕流の流出と山頂カルデラ(南北4km×東西3km)。 カルデラ内の地蔵岳・小沼などのデイサイト溶岩ドーム(2.1万年以上前に終了)。大沼はカルデラ内低地の湖。噴気・硫気孔は現存しない。 噴出物等からは古記録にある噴火の証拠は発見されていない。
最近1万年の火山活動
中央火口丘形成期、すなわち過去3~5万年から現在に至る間、プリニー式噴火は3.2万年頃に起きた1回に限られている(竹本,1998)。
記録に残る火山活動
赤城山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 18:13 UTC 版)
赤城山(あかぎさん、あかぎやま、後述)は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置する山。太平洋プレートがオホーツクプレートに沈み込んでできた島弧型火山である。また、赤城山は、カルデラ湖を伴うカルデラを持つ、関東地方で有数の複成火山である。
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注釈
- ^ 浅間山によるとする説あり。
- ^ a b オトギの森湖を消失させたのはガラン沢という西側の流れ。小沼を縮小させたのは現在も小沼と繋がる東側の流れである。
- ^ 現存するのは、前橋市の「富士見町赤城山」(1960年〈昭和35年〉設置)、桐生市の「新里町赤城山」(1950年〈昭和25年〉より)、渋川市の「北橘町赤城山」(1954年〈昭和29年〉より)がある。またかつては敷島村・横野村に「赤城山」(1942年〈昭和17年〉 - 1956年〈昭和31年〉)があったが、両村が合併し赤城村となった際に同名回避のため「北赤城山」「南赤城山」と改名し、現在は「渋川市赤城町北赤城山」・「同市赤城町南赤城山」となっている。
- ^ 群馬県内の小学校では、運動会の組分けを、上毛三山の名前を用いて「赤城団」、「榛名団」、「妙義団」の3組とし、対抗させることが多い。かつては「浅間団」(浅間山に由来)または「白根団」(白根山に由来)を含める場合もあったが、少子化の影響で4組対抗が困難になっている。
出典
- ^ 早川由紀夫「赤城山は活火山か?」(1999年地球惑星関連学会合同大会 As-012)(当該大会予稿集PDF)
- ^ 中央防災会議-災害教訓の継承に関する専門調査会『災害教訓の継承に関する専門調査会報告書(第3期)』「1947 カスリーン台:4章 山間部の土砂災害、特に渡良瀬川流域について」2010年(PDF)
- ^ 『宮城村誌』(主著・尾崎喜左雄、1973年)
- ^ 『赤城山名勝案内』5 - 6ページ。
- ^ “コトバンク 赤城山”. 2016年10月9日閲覧。
- ^ 県立赤城公園 群馬県環境森林部自然環境課サイト
- ^ a b 栗原久『なるほど赤城学-赤城山の自然と歴史・文化』上毛新聞社、2007年
- ^ 日本の主な山岳標高 国土地理院サイト→群馬県を選択
- ^ “赤城山”. 気象庁. 2016年10月9日閲覧。
- ^ “近藤酒造株式会社”. 近藤酒造. 2016年10月9日閲覧。
- ^ “コトバンク 赤城山(日本酒・本格焼酎・泡盛銘柄コレクション)”. 2016年10月9日閲覧。
- ^ “創業明治26年 元祖カリカリ梅の開発メーカー | 赤城フーズ株式会社” (日本語). 創業明治26年 元祖カリカリ梅の開発メーカー | 赤城フーズ株式会社. 2020年5月31日閲覧。
赤城山と同じ種類の言葉
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