世界測地系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:55 UTC 版)
旧日本測地系が持つ問題を解消するため、測量法および水路業務法の一部を改正する法律が施行され、2002年4月1日から、日本測地系2000(JGD2000)と呼ぶ測地系を用いることとなった。 日本国内の法令上名称と通用名は「世界測地系」 全地球的測地系の範疇に属する測地系 準拠楕円体はGRS80楕円体 測地座標系はITRF 94座標系 基準ジオイド面「日本のジオイド2000」は東京湾平均海面に一致。 測量法第11条第3項による定義は次の通り。 「世界測地系」とは、地球を次に掲げる要件を満たす扁平な回転楕円体であると想定して行う地理学的経緯度の測定に関する測量の基準をいう。 その長半径及び扁平率が、地理学的経緯度の測定に関する国際的な決定に基づき政令で定める値であるものであること。 その中心が、地球の重心と一致するものであること。 その短軸が、地球の自転軸と一致するものであること。
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