日光海山とは? わかりやすく解説

日光海山(東京都)

水深612m 北緯2305分 東経14218分  (世界測地系

日光海山地図

概 要

 東京の南約1380km、硫黄島南南東約210kmのマリアナ北端部に位置する海底火山である。基部水深3000~3300mであり、海底からの比高は約2900mの海山である。山頂部水深459mの地点に、熱 噴出深海生物群集棲息する(橋本ほか,1992)。海面における観測では、1979年7月に約500mの扇 状に広がる薄い緑色変色確認されている。

火山周辺自治体
 東京都

火山活動の記録

1979年7月昭和54年):変色水域観測

日本活火山総覧第3版)(気象庁編,2005)およびその後火山観測成果よる。


日光海山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 03:32 UTC 版)

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日光海山
日光海山 (日本)
頂上深度 392m
高さ 約2,900m
所在地
所在地 硫黄島の南南東約210km
座標 北緯23度04分42秒 東経142度19分32秒 / 北緯23.07833度 東経142.32556度 / 23.07833; 142.32556座標: 北緯23度04分42秒 東経142度19分32秒 / 北緯23.07833度 東経142.32556度 / 23.07833; 142.32556
日本 小笠原諸島南方沖
地質
火山/ マリアナ弧
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日光海山(にっこうかいざん)は、硫黄島の南南東約210kmに位置する海底火山海山[1]。別名、日光場

概要

東京の南約1,380km、硫黄島の南南東約210kmにあたるマリアナ島弧の最北端、北緯23度4分42秒、東経142度19分32秒に位置する[1]。全体として円錐状でありその上部に噴出物で覆われた直径約5kmのカルデラがある[2]。基部の水深が3,000〜3,300m、海底からの比高が約2,900mで、標高は-392m[1]。山頂部の水深459mの地点に熱水噴出孔深海生物群集が棲息している[1]

1979年昭和54年)7月に薄い緑色の変色水が視認された以外には有史以降の火山活動は確認されていない。

脚注

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 気象庁|日光海山”. 気象庁. 2016年7月18日閲覧。
  2. ^ 日光海山”. 海上保安庁. 2016年7月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 日光海山(海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部) - 火山活動の観測記録を掲載。



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