羅臼山とは? わかりやすく解説

羅臼山(国後島)

888m 北緯435844秒 東経1454355秒 (世界測地系



概 要

 安山岩石英安山岩成層火山中央火口丘溶岩ドーム。強い噴気温泉がある。別名Mendeleev(メンデレエフ)、羅臼岳



最近1万年間の火山活動

 C-14年代測定法により、中央火口丘形成時の火砕流堆積物の下から得られ植生残存物放射性炭素同位体年代は4200yBP値を示す(Gorshkov、1970)。



記録に残る火山活動

1880(明治13)年 噴火
1900(明治33)年 噴火


参考文献

Gorshkov,G.S.(1970)
Volcanism and the upper mantle:investigations in the Kurile Island Arc. Plenum Press New York-London,385.

日本活火山総覧第3版)(気象庁編、2005)による。


羅臼山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 12:02 UTC 版)

羅臼山
西北から
標高 888 m
所在地 領土問題あり
日本 北海道国後郡泊村
ロシア サハリン州南クリル管区
位置 北緯43度58分44秒 東経145度43分55秒 / 北緯43.97889度 東経145.73194度 / 43.97889; 145.73194座標: 北緯43度58分44秒 東経145度43分55秒 / 北緯43.97889度 東経145.73194度 / 43.97889; 145.73194
種類 成層火山(日本政府の活火山ランク分け対象外)
羅臼山 (日本)
羅臼山 (千島列島)
プロジェクト 山
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羅臼山(らうすさん[1]、らうすやま[2])は、国後島にある火山安山岩デイサイト成層火山で、カルデラ内に溶岩ドーム中央火口丘を発達させている。強い噴気や温泉がある。ロシア名はメンデレーエフ火山(ロシア語: Вулкан Менделееваロシア語ラテン翻字: Vulkan Mendeleyeva)で、1946年にロシアの化学者ドミトリ・メンデレーエフにちなんで命名された[3]

噴火歴

産業技術総合研究所地質調査総合センター詳細な調査が進んでいないため,過去1万年間の噴火イベントを網羅できていない[4]としている。

脚注

  1. ^ 羅臼山”. 気象庁. 2024年2月1日閲覧。
  2. ^ 日本の火山 羅臼山”. 産業技術総合研究所 地質調査総合センター. 2024年2月1日閲覧。
  3. ^ Менделеева вулкан // Большая советская энциклопедия : [в 30 т.] / гл. ред. А. М. Прохоров. — 3-е изд. — М. : Советская энциклопедия, 1969—1978.
  4. ^ 火山別噴火履歴表示”. 産業技術総合研究所 地質調査総合センター. 2024年2月1日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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