草津白根山とは? わかりやすく解説

くさつ‐しらね【草津白根】

読み方:くさつしらね

白根山[二]


草津白根山(群馬県・長野県)

2171m 北緯363722秒 東経13831分55秒 本白根山)(世界測地系

草津白根山地図



概 要

 第三紀火山岩基盤山地の肩付近噴出源とするため、非対称成長した成層火山。最高所白根本白根等の火砕丘群が南北並び、それらから東・南方に、数範囲安山岩溶岩流斜面、さらに下方範囲デイサイト火砕流台地である。
 白根山火砕丘頂部には北東から南西に並ぶ水釜湯釜、涸釜(かれがま)の3火口湖がある。有史後の噴火1902年の弓池付近までを含む山頂火口周辺起き近年の噴火活動はすべて水蒸気爆発である。泥流生じやすい。草津温泉をはじめ温泉富み硫化水素多く含む噴気活動がある。

草津白根山写真2
2002年7月9日状況



最近1万年間の火山活動

 香草(かくさ)溶岩噴出は約7000年前殺生(せっしょう)溶岩噴火約3000年前起こった。(早川・由井,1989)



記録に残る火山活動

日本活火山総覧第3版)(気象庁2005)による。



火山観測

気象庁では,地震計空振計GPS遠望カメラ設置し,草津白根山の火山活動監視観測行ってます。




火山活動解説資料

気象庁実施した火山観測データ解析結果や,火山活動診断結果掲載します毎月1回上旬公表します



草津白根山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:31 UTC 版)

草津白根山(くさつ しらねさん)は、日本北関東群馬県吾妻郡草津町に所在する活火山である。標高は2,160メートル。正式名称は白根山であるが、他の白根山と区別する必要のある場合の名称として地域名「草津」を冠した草津白根山の名で呼ばれる。また、近隣の逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171メートルの本白根山最高峰となる。一つの火山の山体として捉える際は後者の考え方をとる(特に2018年の本白根山での噴火以降は、後者の意味で扱われることが増えている)。




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