歴史時代
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歴史時代(れきしじだい)または有史時代(ゆうしじだい)とは、歴史における時代区分の1つ。一般的には、文字が成立し、文献資料によって歴史事象を検証することが可能な時代を指す。それ以前は先史時代(せんしじだい)という。
開始時期
文字文化の進展の度合いが地域によりまちまちであるため、世界統一の暦年代や絶対年代で示される用語ではない。多くの場合は「有史以降」(これに対し先史時代は「有史以前」)などと表現するが、それはざっくりとした言い方で厳密にいつからとはっきりしてない場合がほとんどである。また、インカ帝国にみられるように、文字文化のみられなかったところでも天文学や建築技術など他の分野が高度に発達した例もみられ、また結縄のような文字によらないコミュニケーション・記録方法もあることから、必ずしも文字資料の有無で時代を区切るべきでないという考え方もある。
日本列島がいつから文字文化をもつようになり、文字社会に入ったかについては、多くの議論のあるところである。現段階では、おおむね古墳時代(3世紀中頃から)が日本の先史時代と歴史時代の境をなすとみなすことができる。ただし、文字資料そのものは弥生土器に漢字が墨書・刻書されている例があり、日本に関する記録としては、前1世紀の中国の史書『漢書』「地理志」などがある。
人類史としては、初めて文字が発明されたのは約6,000年前である。
考古学
歴史時代は、歴史学(文献史学)からのアプローチと考古学からのアプローチとの双方が可能であるが、先史時代については考古学的アプローチが唯一の検証方法となる。また、歴史時代では、文献資料と考古資料とを照合し、分析し、検討を加えることによって遺構や遺物、ないしは遺跡の暦年代が明らかになることもまれではない。
関連項目
有史時代
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有史時代における重要な火山活動について解説する。広義の草津白根山全体の活動を網羅しているが、山の名称が明記していない場合は、基本的に狭義の草津白根山を指す。 1882年(明治15年)8月6日 - 水蒸気噴火(湯釜・涸釜):降灰 1897年(明治15年)7月4日〜8月 - 小規模水蒸気噴火(湯釜):硫黄採掘所全壊 1900年(明治33年)10月1日 - 小規模水蒸気噴火 1902年(明治35年)7月〜9月 - 水蒸気噴火(弓池付近):降灰 1905年(明治38年)10月 - 小規模水蒸気噴火 1925年(大正14年)1月22日 - 水蒸気噴火:降灰、VEI=2 1927年(昭和2年)12月31日 - 小規模水蒸気噴火 1928年(昭和3年)1月29日〜31日 - 小規模水蒸気噴火 1932年(昭和7年)10月1日 - 水蒸気噴火:降灰、ラハール(火山泥流):死者2名、山上施設破壊 1937年(昭和12年)11月・12月 - 小規模水蒸気噴火:降灰 1939年(昭和14年)2月〜5月 - 水蒸気噴火:降灰 1940年(昭和15年)4月・9月 - 噴煙 1942年(昭和17年)2月2日 - 小規模水蒸気噴火(割れ目) 1958年(昭和33年)12月 - 小規模水蒸気噴火(湯釜) 1976年(昭和51年) 3月2日 - 小規模水蒸気噴火(水釜) 8月3日 - 本白根山・白根沢で火山ガスにより死者3名 1982年(昭和57年) 10月26日 - 小規模水蒸気噴火(湯釜・涸釜):降灰 12月29日 - 水蒸気噴火(湯釜):降灰、VEI=1 1983年(昭和58年) 7月26日 - 小規模水蒸気噴火(湯釜) 11月13日 - 水蒸気噴火(湯釜):降灰 12月21日 - 小規模水蒸気噴火(湯釜・涸釜):降灰 2018年(平成30年)1月23日 - 水蒸気噴火(本白根山・鏡池北火口(鏡池北火砕丘)付近)。噴石により死者1名、負傷者11名。 詳細は「本白根山#火山活動」を参照
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