有史とは? わかりやすく解説

ゆう‐し〔イウ‐〕【有史】

読み方:ゆうし

歴史で、文字による記録のあること。「—以前」「—時代


歴史時代

(有史 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 13:45 UTC 版)

歴史時代(れきしじだい)または有史時代(ゆうしじだい)とは、歴史における時代区分の1つ。一般的には、文字が成立し、文献資料によって歴史事象を検証することが可能な時代を指す。それ以前は先史時代(せんしじだい)という。




「歴史時代」の続きの解説一覧

有史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:02 UTC 版)

大和民族」の記事における「有史」の解説

倭・倭人関連の中国文献」も参照 漢字渡来するまでの文字は現在まで見つかっていないため、日本書紀古事記成立する以前日本列島居住していた人間に関する思われる歴史調査は、大陸文献参考にしたり、各地に残る神話や伝承採取発掘調査を行う他ない。大和民族について書かれた最も古い文書は、紀元前5世紀以降書かれたと思われる『山海経』である。これによれば当時大和民族(倭)は、燕に属していたとある。ただし、山海経大陸各地伝説集めた書物であり、歴史書としては信憑性欠け面がある正規歴史書書かれたものとしては、論衡最古であり、倭は周の時代弥生時代)、大陸交易していたとある。 他、有名なものとしては『三国志』中の「魏書」(全30巻)に書かれている東夷伝東方異民族列伝)にある倭人記述俗に言う魏志倭人伝である。ここで邪馬台国記述初め登場し倭人風俗についても、これまでの文献からは比べ物にならないくらい詳細に書かれている邪馬台国では米や雑穀魚貝食べ犯罪訴訟少なく長命で、上下身分わきまえ集会では父子男女区別がなく酒を好む、など現代日本人風俗に近い記述がある。ただし、これらは当時中華民族による視点から書かれたものであり、倭人自身による歴史記述は、さらに後のこととなる。 いずれにせよ、これらは断片的な記録であり、大和民族連合政権とされるヤマト王権の成立過程は、現段階[いつ?]でも明らかになっていない

※この「有史」の解説は、「大和民族」の解説の一部です。
「有史」を含む「大和民族」の記事については、「大和民族」の概要を参照ください。

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有史

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:34 UTC 版)

名詞

 ゆうし

  1. 文献記録という意味での歴史十分にあること。また、そのような時代

関連語


「有史」の例文・使い方・用例・文例

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