吾妻山とは?

あずま やまあづま- 【吾妻山】 ◇

福島県山形県の境をなす火山群総称西吾妻山海抜2035メートル)を最高峰とし、東吾妻山一切経山吾妻小富士などが東西連なる原生林におおわれ、山腹には五色・姥湯うばゆ白布などの温泉がある。

吾妻山

読み方:あずまやま

福島県山形県県境位置する連峰吾妻連峰連峰うちとりわけ秀麗な山容で知られる「吾妻小富士」を指していることが多い。

吾妻山は複数火山からなる火山群であり、特に一切経山では現在もしばしば水蒸気噴火火山性地震といった火山活動観測されている。2014年12月には噴火警戒レベル「火口周辺規制」発令され、一部入山規制されている。2015年4月には基準値超え高濃度火山ガス検出されたことにより、連峰走行できる観光道路磐梯吾妻スカイライン)が閉鎖された。磐梯吾妻スカイライン5月初旬通行止め解除されている。

吾妻山(山形県・福島県)

 1949m 北緯374407秒 東経1401440秒 (一切経山)(三角点)  ※座標世界測地系による

吾妻山地図吾妻山の写真
                                  (写真クリック拡大:49KB)

概要

 吾妻火山は、山形福島県境にある多数成層火山単成火山などからなる火山群である。噴出物玄武岩安山岩SiO2 5265%)で、分布する範囲は25km×15kmである。西吾妻火山、中吾妻火山、東吾妻火山分けられ、噴出中心東南東西北西に走る南北に2列に大別される(長谷中など:1992)。年代測定値と地形の新鮮さの程度から吾妻火山活動は、全体として南列より北列が新しくそれぞれの列では西より東が新しい。南列の火山侵食進んでいる。北列の多く火山山頂火口をもち、東部一切経山いっさいきょうざん)付近には、五色沼大穴桶沼吾妻小富士など、多く新し火砕丘火口形成されている。有史後の噴火は、一切経山成層火山)の爆発で、現在その南~東斜面には硫気地域広く分布する。
 東吾妻火山は、東吾妻山一切経山吾妻小富士などの火山錘から構成されている。一切経山活動30万年前から開始された。その後に浄土平付近火口底とする山体崩壊で、東方開口する径約2kmの馬蹄形爆裂カルデラ形成が、約10万~約28万年前の間に起こった(志田1991)。さらにその後噴出活動カルデラ内に吾妻小富士桶沼などが生じている。


最近1万年間の活動

 約50006000前に吾妻小富士桶沼火砕丘形成され、吾妻小富士付近から東麓溶岩流出した。その後活動水蒸気爆発ないしマグマ爆発主体で、少なくとも4回以上の堆積物を残す活動発生している(藤縄志田1999)。


記録に残る火山活動

  過去の火山活動履歴

※「概要」及び「最近1万年活動」については日本活火山総覧(第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述活火山総覧及び最近観測成果による。

火山観測

 気象庁では、地震計4台(うち常設1台)、空振計1台、GPS観測装置6点(うち簡易設置型3台)、遠望カメラ1台を設置し、そのデータ仙台火山センター常時伝送し、火山活動監視観測を行っています。
 また、年に2回の現地観測実施して、赤外映像装置による地熱地帯状況噴気地帯状況等の把握を行っています。さらに平成14年秋から現地観測併せて現地収録GPS観測装置使用してのより細かな地殻変動観測も行っています。

  観測点配置図

火山活動解説資料

 気象庁実施した火山観測データ解析結果や、火山活動診断結果掲載します。毎月1回、上旬公表します。
 最新号(2009年6月の火山活動解説資料(pdf:1,199kb)) (なお、2009年7月活動解説資料は、2009年8月7日発表予定です。)


吾妻山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/19 08:00 UTC 版)

吾妻山(あづまやま、あづまさん)もしくは吾妻連峰(あづまれんぽう)は、山形県福島県の県境に沿って東西に伸びる火山群・山塊の総称である。最高峰は西吾妻山(2,035メートル)。日本百名山うつくしま百名山にもあげられている。




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注釈

  1. ^ 東北の山で他に2000mを超えるのは岩手山鳥海山飯豊連峰会津駒ヶ岳周辺、燧ヶ岳のみ。

出典



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