噴火警戒レベル2
別名:噴火警戒レベル二、噴火警戒レベル「火口周辺規制」
火山活動の状況に応じて周辺地域の住民等がとるべき対応を示した指標(噴火警戒レベル)のうち、危険度が2番目に低い状態を示す区分。火口周辺への立ち入りが制限される。
噴火警戒レベルは「平常」を示す「噴火警報レベル1」から最も危険な「噴火警報レベル5」まで、5段階に区分されている。レベル1は「平常」とされ、火口内に直接立ち入るのでない限り普段どおりの生活ができる。レベル5では周辺住民に避難指示が出されることがある。
噴火警報レベル2は、火口において水蒸気噴火などの活動が見られ、火口周辺に噴石などが飛来する恐れがある、といった程度の危険度を示す。入山はできても、火口付近への立ち入りは規制される。山の麓で暮らす住民には特別な対応は要求されない。
火口周辺に留まらず山全体、居住地域の付近まで影響が及ぶと判断された場合、「噴火警戒レベル3」へ引き上げられる。レベル3では基本的に入山が禁止される。
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