択捉焼山(択捉島)
焼山 (択捉島)
(択捉焼山 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 05:23 UTC 版)
| 焼山 Иван Грозный  | 
    |
|---|---|
|   
       択捉焼山火山はカルデラや複数の溶岩ドームを形成している
        | 
    |
| 標高 | 1,158 m | 
| 所在地 |  領土問題あり | 
    
| 位置 | 北緯45度0分43秒 東経147度52分16秒 / 北緯45.01194度 東経147.87111度座標: 北緯45度0分43秒 東経147度52分16秒 / 北緯45.01194度 東経147.87111度 | 
| 山系 | 択捉島 | 
| 種類 | 成層火山[1](活火山ランク分け対象外) | 
焼山(やけやま)は千島列島の択捉島中部、東海岸(太平洋側)にある火山。他地域の焼山と区別するため択捉焼山とも呼ばれる。
概要
1945年まで択捉島を統治し、現在も領有権を主張している日本では、焼山の別名として小散布山とも呼んでいる[2]。
一方、同年に同島を占領したソビエト連邦を継承し、現在も実効支配しているロシア連邦ではこの山を≪Иван Грозный≫(Ivan Grozny、イヴァン・グローズヌィ)と呼んでいる。これは16世紀のロシア帝国の皇帝、「雷帝」イヴァン4世にちなんだものである。
近くにある小田萌山と併せて扱われることも多い。
噴火歴
- 1973年 噴火 
    
- 1月初旬 山頂火口で小爆発。
 - 5月16日 山頂火口で一連の強い爆発。大きな火口形成。
 
 - 1989年 噴火
 - 2012年 噴火 
    
- 8月16日 噴火が確認され、9km離れたゴリャチエ・クリュチ村や25km離れたクリリスク町(日本名:紗那)でも火山灰が確認された[3]。
 
 
参考文献
- ^ a b 出典: 日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 択捉焼山 (PDF) - 気象庁、2016年11月閲覧
 - ^ 出典: 日本の火山 小田萌山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2016年11月閲覧
 - ^ ロシアの声日本語版 2012年8月16日付ニュース 「択捉島で「イワン雷帝(グローズヌィ)」火山が活動開始」
 
外部リンク
- 択捉焼山 - 気象庁
 - 日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 択捉焼山 (PDF) - 気象庁
 - 日本の火山 択捉焼山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
 
固有名詞の分類
- 択捉焼山のページへのリンク