八丈町営バスとは? わかりやすく解説

八丈町営バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/26 05:11 UTC 版)

坂上行き路線バスと八丈富士(2017年11月9日撮影)

八丈町営バス(はちじょうちょうえいバス)は、東京都八丈町の八丈町企業課運輸係が運営する公営バスである。地方公営企業法は、1961年(昭和36年)6月1日から適用されている[1]

概要

八丈島全島で路線バス貸切バスを運行している。

路線バスは前乗り・中降りで、信用多区方式(乗車時に目的地を申告し運賃を支払う)を採用している。観光客向けに路線バスと八丈島温泉のフリーパス「BU・SU・PA(バスパ)」も販売されている[2]

現行路線

坂上行き・坂下行き

  • 神湊(かみなと) - 護神 - 町役場 - 八高 - 樫立温泉前 - 中之郷温泉 - 長楽寺 - 末吉 - 洞輪沢(ぼらわざわ)
    • 上記右方向が「坂上行き」、左方向が「坂下行き」
    • 中之郷温泉は一部の便のみ停車
    • 洞輪沢へは一部の便のみ運転(それ以外は末吉止まり)
※コミュニティ便(2002年8月運行開始[3])も同時運行

永郷行き

  • 町役場→三根永郷→大賀郷永郷→町役場→神湊→護神→八高→八重根→町役場→町立病院
    • 午前1便のみ
  • 町役場→八重根→大賀郷永郷→三根永郷→町役場
    • 午後1便のみ

循環路線

  • 町役場 - 八高 - 八丈島空港 - 護神 - 八丈島空港 - 八高 - 町役場
    • 1往復のみ
  • 町役場 - 八重根 - 八丈島空港 - 護神 - 八丈島空港 - 八重根 - 町役場
    • 1往復のみ

過去の路線

定期観光バス

以下の全コースは2010年3月15日を以って廃止となった[4]

  • Aコース (島内一周)
    • 下記Bコース+Cコース
  • Bコース (坂上半日)
    • 町役場→陣屋跡・玉石垣(車窓)→大坂トンネル(車窓)→服部屋敷(樫立踊りと八丈太鼓の実演)→黄八丈工房→八丈ガーデン→名古の展望→登龍峠→(昼食)
  • Cコース (坂下半日)
    • 底土→神湊→永郷→南原千畳敷→歴史民俗資料館→都立八丈植物公園→町役場

車両

ノンステップバス

※車体には八丈島を代表する八丈小島・八丈太鼓・ストレチアの花・為朝凧がラッピングされており、主にコミュニティ便と循環路線に就役する。

ツーステップバス

大型と中型がある。大型は都営バスからの移籍車で、塗り替えを行わずに使用している。
  • UDトラックス(旧:日産ディーゼル)
    • スペースランナーRN
  • 三菱ふそうトラック・バス

貸切バス

関連項目

脚注

  1. ^ 総務省地方公営企業等
  2. ^ “バス乗り放題、4つの温泉で利用できる2日間フリーバスがさらに便利に”. 共同通信. (2020年8月4日). https://kyodonewsprwire.jp/release/202007302614 2024年4月27日閲覧。 
  3. ^ [1] 南海タイムス 2002年4月5日(2010年7月11日閲覧)
  4. ^ さようなら定期観光 樫立踊り保存会が感謝を込めてコースめぐり 南海タイムス 2010年3月19日(2010年7月11日閲覧)

外部リンク





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