暑寒別岳とは? わかりやすく解説

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しょかんべつ‐だけ【暑寒別岳】

読み方:しょかんべつだけ

北海道中西部増毛(ましけ)山地最高峰の山。標高1492メートル暑寒別天売焼尻国定公園属する。


暑寒別岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 18:19 UTC 版)

暑寒別岳
南東から暑寒別岳を望む、南暑寒岳から撮影
標高 1,491.62[1] m
所在地 北海道増毛郡増毛町
雨竜郡雨竜町北竜町
樺戸郡新十津川町
位置 北緯43度43分0秒 東経141度31分20秒 / 北緯43.71667度 東経141.52222度 / 43.71667; 141.52222座標: 北緯43度43分0秒 東経141度31分20秒 / 北緯43.71667度 東経141.52222度 / 43.71667; 141.52222
山系 増毛山地
暑寒別岳 (北海道)
プロジェクト 山
テンプレートを表示
増毛山地の地形図
中央の高峰が暑寒別岳

暑寒別岳(しょかんべつだけ)とは、北海道空知総合振興局西部と、留萌振興局東部の3郡4町にまたがる、標高1492mの山。

概要

暑寒別天売焼尻国定公園内にあり、群別岳浜益岳、雄冬岳、南暑寒岳などとともに暑寒別連峰を形成しその主峰になっている[2]増毛山地も参照。

一説には第四紀に誕生した火山といわれている[2]。山名の由来はアイヌ語で「滝の上にある川」を意味する「ソー・カ・アン・ペツ」より。季節風が厳しいため積雪が多く、初夏でも残雪が多い。山頂には一等三角点(点名は「暑寒岳」)が設置されており[1]、平成20年の三角点標高改訂により1491.4mを1491.6mに変更された[3]日本二百名山、および北海道百名山北海道の百名山に選定されている。

暑寒別岳を源流とする河川には、北側の暑寒別川、箸別川、信砂川、東側の恵岱別川、尾白利加川、南西側の徳富川がある[2]

東から望む雨竜沼湿原
南暑寒岳(右)、暑寒別岳(左)

登山

登山道

  • 登山口は増毛町側の暑寒荘か箸別、もしくは雨竜町側の南暑寒荘から登山をする。
  • 雨竜町側から登った場合は白竜ノ滝を経て、「北海道の尾瀬」とも呼ばれる雨竜沼湿原の中を通る。

増毛町暑寒野営場

山麓の増毛町暑寒沢に6月上旬から10月下旬まで開設される増毛町暑寒野営場がある[2]

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2016年4月26日閲覧。 “基準点コード TR16541445101”
  2. ^ a b c d るもい風土資産カード 北海道開発局留萌開発建設部、2021年10月6日閲覧。
  3. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院 立体地図(日本の主な山岳). 2016年4月26日閲覧。

関連項目

外部リンク



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