仙ノ倉山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 22:23 UTC 版)
仙ノ倉山 | |
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平標山から仙ノ倉山
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標高 | 2,026.3 m |
所在地 | ![]() 群馬県利根郡みなかみ町 新潟県南魚沼郡湯沢町 |
位置 | 北緯36度49分03秒 東経138度50分22秒 / 北緯36.81750度 東経138.83944度座標: 北緯36度49分03秒 東経138度50分22秒 / 北緯36.81750度 東経138.83944度 |
山系 | 三国山脈 |
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仙ノ倉山(せんのくらやま)は、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町にまたがる山。標高は2,026mで谷川連峰(清水峠~三国峠間)の最高峰であり、二等三角点が置かれている[1][2]。
上信越高原国立公園に属し、日本二百名山、ぐんま百名山[3]、越後百山、にいがた100名山に選ばれている他、「ぐんま県境稜線トレイル」コースになっている[4]。
登山
山容は穏やかで花畑が続き、眺望にも恵まれている。登山コースは、谷川岳の肩ノ小屋からオジカノ頭・大障子ノ頭・万太郎山・毛渡乗越・エビス大黒を経て上越国境稜線を縦走するルートと、国道17号の湯沢町元橋にある平標登山口あるいは湯沢町土樽の平標新道から平標山経由で入山するルートがある。付近の宿泊施設には平標山の家がある。
仙ノ倉谷は沢登りのメッカとして人気があるが、滑落や遭難事故の事例も多く、装備や行動には注意が必要である[1][2][5]。
名前の由来
古図には千倉山とも書かれる。「セン」は沢や滝のことで、「クラ」は山の峰を指す。合せて滝のある山という意味になる。仙ノ倉谷のスラブ地帯には西ゼン、東ゼン等と地名がつけられている。
初夏に雪形が「三」の形に残ることから麓の集落では「三の字の頭」「三の字山」などとも呼ぶ。
登山史
1920年(大正9年)7月1日に日本山岳会の藤島敏男と森喬が土樽村から案内人の剣持政吉と共に登頂し、近代登山において初の記録を残す[6]。この時の行動は湯沢町大字土樽の毛渡沢-魚野川出会い付近からシッケイ沢を遡上し残雪期の雪渓を通るもので、現在でも同様のルートに夏道はなく土樽側からの直登は積雪期・残雪期に限られる。
周辺の山々
参考画像
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シャクナゲ越しの仙ノ倉山
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ハクサンイチゲと仙ノ倉山
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山頂
出典
- ^ a b 「「遭難、1人不明1人重体」と通報 新潟・群馬県境」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年3月20日。オリジナルの2006年3月22日時点におけるアーカイブ。2025年7月16日閲覧。
- ^ a b 「7人救助、2人が死亡 新潟、群馬県境の仙ノ倉山の遭難」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年3月21日。オリジナルの2006年3月22日時点におけるアーカイブ。2025年7月16日閲覧。
- ^ “ぐんま百名山”. 群馬県. 2018年1月10日閲覧。
- ^ “ぐんま県境稜線トレイル”. 群馬県. 2018年1月10日閲覧。
- ^ 「新潟湯沢町の仙ノ倉山で50代女性を救助、山頂付近で足をくじいて歩けず 知人の通報で県警ヘリ出動」『新潟日報』新潟日報社、2024年5月19日。オリジナルの2025年7月15日時点におけるアーカイブ。2025年7月16日閲覧。
- ^ 日本山岳会 (1921). “上越境の山旅”. 山岳 第16年第3号: 1-20.
- ^ “武能岳(ぶのうだけ)”. 山行記録共有データベース「ヤマレコ」. 2018年1月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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