『岳人』選定による日本百名山
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「日本百名山」の記事における「『岳人』選定による日本百名山」の解説
1947年より東京新聞出版局から創刊されている山岳雑誌の『岳人』では奥山章、冠松次郎、辻村太郎ら54名のアンケートにより1年余りかけて選考が行われ、1953年(昭和28年)の3月号(59号)で「岳人選定による日本百名山」がまとめられた。78座が、後に出版された深田久弥による『日本百名山』と一致していた。標高1500 m以上であることをあくまでも原則として、山容のよいこと、景勝地であること、山頂からの展望が優れていることなどが選考条件となり、特に「登山の対象として面白い」が主眼とされていた。 深田久弥による百名山と一致した山 大雪山、十勝岳、阿寒岳、斜里岳、八甲田山、八幡平、岩手山、鳥海山、早池峰山、東北朝日岳、飯豊山、月山、蔵王山、吾妻山、磐梯山、会津駒ヶ岳、魚沼三山、谷川岳、武尊山、日光白根山、男体山、燧ヶ岳、至仏山、平ヶ岳、苗場山、那須岳、赤城山、天城山、丹沢山、両神山、雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山、浅間山、蓼科山、八ヶ岳、妙高山、火打山、富士山、白峰三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、塩見岳、悪沢岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、木曽駒ヶ岳、空木岳、木曽御嶽山、恵那山、乗鞍岳、焼岳、槍ヶ岳、穂高岳、笠ヶ岳、白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、常念岳、鷲羽岳、薬師岳、立山、剱岳、黒岳、白山、荒島岳、大峰山、大台ヶ原山、伊吹山、伯耆大山、石鎚山、剣山、九重山、霧島山、阿蘇山 深田久弥による百名山と一致しなかった山 ペテガリ岳、石狩岳、神威岳、仙ノ倉山、白砂山、妙義山、榛名山、国師岳、戸隠山、岩菅山、笊ヶ岳、唐松岳、燕岳、針ノ木岳、烏帽子岳、毛勝岳、奥大日岳、鈴鹿山、氷ノ山、八重山、雲仙岳、傾山
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