大毛無山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/26 03:12 UTC 版)
大毛無山 | |
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標高 | 1,429 m |
所在地 | ![]() 新潟県上越市 新潟県妙高市 |
位置 | 北緯36度59分24.6秒 東経138度7分53.4秒 / 北緯36.990167度 東経138.131500度座標: 北緯36度59分24.6秒 東経138度7分53.4秒 / 北緯36.990167度 東経138.131500度 |
山系 | 頸城山塊 |
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大毛無山(おおげなしやま)は、新潟県上越市と妙高市との県境にある、標高1,429 mの山[1]。
概要
豪雪地帯故に積雪期間が長いため高木は少なく、当地帯のブナ類が昭和30年代まで西野谷炭の原料として多く用いられたため、樹木の成長が妨げられたことから、積雪で木々が隠れることもあいまって、ケナシの山名を生んだと言われている[1][2]。
新第三紀層の砂岩・泥岩を主とするが、中腹には膳棚の崖地形もある。また、稜線を中心として雪の浸食による凹地の発達も見られる[1]。
生態系
トウホクノウサギ、ホンドギツネ、ホンドタヌキ、ホンドテンなど26種あまりの哺乳類や、シジュウカラ、ホオジロ、コゲラ、アカゲラ、マヒワ、カシラダカなど夏鳥18種、冬鳥4種、他漂鳥32種などの鳥類、サンショウウオ、ハコネサンショウウオなど6科13種の両生類、4科7種の爬虫類、ニホンマメシジミなどの貝類。ギフチョウなどの昆虫類が確認されている[2]。
脚注
関連項目
- 大毛無山のページへのリンク