河口付近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 17:46 UTC 版)
「荒川サイクリングロード」の記事における「河口付近」の解説
右岸は主に、海まで0.0kmのキロポストからさらに下流に下った新砂リバーステーション(船着場)が緊急用河川敷道路の起点とされる。明治通りを迂回してさらに下流の新木場や若洲海浜公園にも自転車道がある。一方、左岸は中川との合流点の0.0kmのキロポストで行き止まりだが、より東側の中川左岸堤防沿いは荒川サイクリングロードの起点とされる葛西臨海公園へ続く、健康の道(自転車歩行者道)に至る。
※この「河口付近」の解説は、「荒川サイクリングロード」の解説の一部です。
「河口付近」を含む「荒川サイクリングロード」の記事については、「荒川サイクリングロード」の概要を参照ください。
河口付近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 07:00 UTC 版)
河口付近の河川は川底が海面より低くなり、河川に海水が浸入する。この時、海水の方が淡水よりも比重が大きい為、表層には淡水、川底付近には塩分濃度の高い海水の層が構成される。これを断面にしてみると、河川の下に海水が潜り込み、くさびが打ち込まれたような形状になることからこの名がある。海水面の変動に連動する為、干潮時には小さく、満潮時には大きくなる。また、河川の流入量によっても変動し、降雨後などの増水時には小さくなる。塩水くさびを決定するパラメーターは簡単なモデルでは塩分濃度と水位(水圧)である。また塩分くさびは河川内の酸素濃度(DO)にも影響を与える。 河川の規模や構造により、くさびの大きさや形状は異なる。急流で河口が狭い河川ではあまり大きくならないが、勾配が緩く河口が広い河川では長大な層を形成し、大河では100km以上の上流にまで遡る規模となる例も報告されている。 例えば、岐阜県は海の無い県であるが、その南端部は木曽三川の河口から十数 km しかなく海抜ゼロメートル地帯がひろがる。このため、海の無い岐阜県にも塩水くさびは到達しており、海水には接していることになる。また、浚渫により川底が深くなって塩水くさびが大きくなり、塩害の拡大が懸念されたため、つくられたのが長良川河口堰である。 汽水域では、川面から真下を観察すると、上層に淡水魚、下層に海水魚が泳いでいる様子が見られる事もある。汽水魚の中には二つの層を行き来できるものもいる。 海水・河川水が共に懸濁物質が少なく透明である条件が揃うと、滲んだ曇りのような境界がみられる。揺らめいて見えるためメディアやアウトドア領域では「ゆらゆら帯」と呼ぶこともある。90年代、名古屋テレビ制作のアウトドア番組「Let's ドン・キホーテ」の番組中で、中本賢がこの現象に「ゆらゆら帯」と命名したものが一般化した。
※この「河口付近」の解説は、「塩水くさび」の解説の一部です。
「河口付近」を含む「塩水くさび」の記事については、「塩水くさび」の概要を参照ください。
- 河口付近のページへのリンク