要石とは? わかりやすく解説

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要石

読み方:かなめいし
別表記:かなめ石

(1)地震鎮めているとされる石。鹿島神宮にある。動かすことのできない要点
(2)トンネルアーチなどの構造物において全体支える要となっている石。かけては成らない要素

かなめ‐いし【要石】

読み方:かなめいし

茨城県鹿島(かしま)神宮境内にある石。根が深いところから、地震をしずめるとされる

ある物事中心となる重要な場所や人など。「医学界の—として重きをなす

石・煉瓦造りアーチの最頂部差し入れて全体固定する楔形(くさびがた)の石。キーストーン剣石楔石

囲碁で、彼我攻防要点形成する重要な石。

要石の画像
要石(1)

要石

読み方:カナメイシ(kanameishi)

(1)大地震のときもゆれることなく災害除けとして尊ばれる石。
(2)鹿島の神が地中大魚首尾止めをさしたと伝えられる石。


要石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 15:31 UTC 版)

要石(かなめいし)は、茨城県鹿嶋市鹿島神宮千葉県香取市香取神宮三重県伊賀市大村神社宮城県加美町の鹿島神社に存在し、地震を鎮めているとされる、大部分が地中に埋まった霊石[1][2]


  1. ^ 鹿島神宮(学生社) 2000, p. 191a要石
  2. ^ a b c d 神道大辞典1巻(平凡社1937)コマ202(原本345頁)『カナメイシ 要石』
  3. ^ 新鹿島神宮誌 2004, pp. 52–53摂社 奥宮 祭神 武甕槌神荒魂
  4. ^ 鹿島神宮(学生社) 2000, pp. 20–21七不思議の一つ要石(かなめいし)
  5. ^ 新鹿島神宮誌 2004, p. 157鹿島神宮附近名所旧蹟図
  6. ^ a b c d 鹿島神宮(学生社) 2000, p. 191b.
  7. ^ a b 新鹿島神宮誌 2004, p. 19.
  8. ^ 宇治谷、日本書記(上) 1988, p. 64.
  9. ^ 新鹿島神宮誌 2004, p. 10.
  10. ^ 宇治谷、日本書記(上) 1988, p. 58.
  11. ^ 鹿島神宮(学生社) 2000, pp. 60–61常陸は天といわれていた
  12. ^ 鹿島神宮(学生社) 2000, pp. 68a-70はじめて祀られた場所
  13. ^ 鹿島神宮(学生社) 2000, pp. 68b-70.
  14. ^ a b 黒田 2003, pp. 195–201.
  15. ^ 香取神宮小史 1995, p. 68.
  16. ^ a b c d e 香取神宮小史 1995, p. 63b.
  17. ^ 黒田 2003, pp. 186–188.
  18. ^ 香取神宮小史 1995, p. 76〈香取神宮境内見取図〉
  19. ^ a b 大村神社
  20. ^ 香取神宮小史 1995, p. 63a要石
  21. ^ 黒田 2003, pp. 201–206.
  22. ^ 新鹿島神宮誌 2004, p. 105.
  23. ^ 新鹿島神宮誌 2004, pp. 87–88〈常陸帯の故事〉
  24. ^ 新鹿島神宮誌 2004, pp. 82–83.



要石(かなめいし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/15 15:13 UTC 版)

Demon's Souls」の記事における「要石(かなめいし)」の解説

拡散する世界繋ぎとめる力を持つ不思議な石。巨大な要石は片割れの石と繋がっており、これに触れることでプレイヤーステージに行くことができる。

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要石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:38 UTC 版)

鹿島神宮」の記事における「要石」の解説

要石(かなめいし)は、境内東方位置する霊石古来御座石(みまいし)」や「山の宮」ともいう。地上では直径30センチメートル・高さ7センチメートルほどで、形状凹型。 かつて、地震地中棲む大鯰おおなまず)が起こすものと考えられていたため、要石はその大鯰押さえつける地震からの守り神として信仰された。要石は大鯰の頭と尾を抑えるであるといい、見た目小さいが地中部分大きく決して抜くことはできないと言い伝えられている。『水戸黄門仁徳録によれば水戸藩主徳川光圀7日7晩要石の周りを掘らせたが、穴は翌朝には元に戻ってしまい根元には届かなかったという。過去神無月起きた大地震いくつかは、鹿島神出雲出向いて留守のために起きたという伝承もある。 なお、香取神宮には凸型の要石があり、同様の説話伝えられる。この要石は「鹿島七不思議」の1つ数えられている。 鹿島神宮地震に関しては、建久9年1198年)の「伊勢暦」に詠み人知らずとして見える、次の地震歌が知られる。 「 ゆるぐとも よもやぬけじの 要石 鹿島の神の あらん限りは 」 また康元元年1256年)に藤原光俊葉室光俊)が神宮訪れた際、要石を「石の御座(みまし)」として、次の歌を歌っている。 「 尋ねかね 今日見つるかな 千劔破(ちはやぶる深山(みやま)の奥の 石のみましを 」

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要石(かなめいし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 04:34 UTC 版)

春日舞織」の記事における「要石(かなめいし)」の解説

キャラの手前上空に、ヒット時にダウンを奪う効果のある巨大な岩を召喚し落下させる飛び道具。岩が出現してしまえさえすれば、自キャラダメージ受けても岩が消滅する事がない。岩は、落下中に左右にある程度移動させる事が可能。空中での使用が可能。

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要石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:13 UTC 版)

香取神宮」の記事における「要石」の解説

要石(かなめいし)は、境内西方位置する霊石形状凸型。 かつて、地震地中棲む大鯰おおなまず)が起こすものと考えられていた。要石はその大鯰押さえつける地震からの守り神として現在にも伝わっている。鹿島香取の要石は大鯰の頭と尾を抑えると言われ見た目小さいが地中部分大きく決して抜くことはできないと言い伝えられている。貞享元年1684年)に徳川光圀神宮参拝した際、要石の周りを掘らせたが根元には届かなかったという。なお、鹿島神宮には凹型の要石があり、同様の説話伝えられる

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要石(かなめいし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:26 UTC 版)

貧乏神が!」の記事における「要石(かなめいし)」の解説

伊吹市子手渡した巨大な力を制御するために使われてきた神聖な石。肌身離さずにつけていることで、周囲の人間動物から幸福エナジー吸収することがなくなるらしい

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要石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:28 UTC 版)

スプリガン (漫画)」の記事における「要石」の解説

日本の「地脈」を制御している、山脈介した巨大な石。これらを破壊する日本が沈むとされている。

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