くさかべ‐の‐おうじ〔‐ワウジ〕【草壁皇子】
草壁皇子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 09:09 UTC 版)
草壁皇子(くさかべのみこ、くさかべのおうじ)は、天武天皇と皇后の鸕野讚良皇女(後の持統天皇)の皇子。妃は天智天皇の皇女で持統天皇の異母妹である阿閇皇女(後の元明天皇)。元正天皇・吉備内親王・文武天皇の父。諡号は岡宮御宇天皇(おかのみやにあめのしたしろしめししすめらみこと、おかのみやぎょうてんのう)。岡宮天皇、長岡天皇とも称される。『万葉集』では日並皇子(ひなみしのみこ)とも。
- ^ 「あしひきの山のしづくに妹待つと吾立ぬれぬ山のしづくに」(第2巻107)
- ^ 本間満「草壁皇子の元服立太子について」(初出:『昭和薬科大学紀要』33号(1999年)/所収:本間『日本古代皇太子制度の研究』(雄山閣、2014年) ISBN 978-4-639-02294-7)
- ^ 義江明子「元明天皇と奈良初期の皇位継承」(初出:『高岡市萬葉歴史館叢書21 万葉の女性歌人』(2009年)/所収:義江『日本古代女帝論』(雄山閣、2017年) ISBN 978-4-8273-1290-4)
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