敏達天皇とは?

びだつ てんのう -てんわう 【敏達天皇】 ○

記紀第三〇代天皇、淳名倉太玉敷尊(ぬなくらふとたましきのみこと)の漢風諡号しごう)。欽明天皇第二皇子記紀では六世紀後半在位

敏達天皇

敏達天皇は百済大井に宮を建てたとされているが、この宮については、①奈良県広陵町百済説と②大阪府河内長野市太井説があり、定まっていない。
敏達天皇は息長真手王の娘広姫皇后として、押坂彦人大兄皇子らをもうけたが、石姫皇后薨去したため豊御食炊屋姫尊(後の推古天皇)を皇后迎えた。
敏達の時代は、高句麗から使人来朝し、また百済新羅も調を奉じて来ており外交絶えていなかった。
そこで敏達先帝遺言すなわち、任那再興皇子大臣らに諮ったという。
後に百済働きかけ日羅来朝することを求めた。
日羅国内の政を優先すべきと進言したとある。
後にこの日羅暗殺される。
日本反対勢力よるものか、百済日本との通交を望まない勢力よるものかは、わかっていない
いずれにしてもこれにより任那再興頓挫した。
国内ではあいかわらず崇仏派と廃仏派が争い、特に蘇我馬子物部守屋対立激しくなっていた。
585年元興寺縁起によれば物部守屋中臣勝海らが仏法破却を奏し、これにより仏像仏殿・塔などが破壊され、さらに善信尼(鞍部村主司馬達等の娘=仏師として著名な鞍造止利の叔母にあたる。
)らは辱めを受けて処罰された。
敏達575年8月疱瘡流行この世を去った。


敏達天皇 河内磯長中尾陵
(びだつてんのう こうちのしながのなかのおのみささぎ)

御陵写真 陵印
代   数 :第30
天 皇 名 :敏達天皇
びだつてんのう
御   父 欽明天皇
御   母 皇后姫皇女
御 陵 名 :河内磯長中尾
(こうちのしながのなかのおのみささぎ
陵   形 前方後円
所 在 地 大阪府南河内郡太子町大字太子
交通機関等 近鉄喜志」からバス仏眼寺下車  西へ0.4km
陵印保管場所 古市陵墓監区事務所

敏達天皇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/14 14:32 UTC 版)

敏達天皇(びだつてんのう、538年?〈宣化天皇3年?〉 - 585年9月14日?〈敏達天皇14年8月15日〉)は、日本の第30代天皇(在位:572年4月30日?〈敏達天皇元年4月3日〉- 585年9月14日?〈同14年8月15日〉)。




  1. ^ 日本書紀』による
  2. ^ 『扶桑略記』、『水鏡』、
  3. ^ 『愚管抄』
  4. ^ 『皇代記』、『簾中抄』など
  5. ^ 『神皇正統記』、『仁寿鏡』
  6. ^
    御子、沼名倉太珠敷ぬなくらふとたましき 命、他田をさだ 宮に坐しまして、天の下治らしめすこと、十四歳とをまりよとせ なりき。(この後は、六人の比売(ひめ)を娶(めと)り、二十四人の御子を儲(もう)け、この中御子の一人の御子が、つまり孫が即位したことを述べている。)(分注、甲辰の年の四月六日に崩りましき。)御陵は川内の科長しなが にあり — 『古事記』敏達天皇段
    他田宮は、奈良県磯城郡。川内は、大阪府南河内郡
  7. ^ a b 河内磯長中尾陵(国史).
  8. ^ 『王陵の谷・磯長谷古墳群 -太子町の古墳墓-』 太子町教育委員会(太子町立竹内街道歴史資料館)、1994年、pp. 14-15, 38-41。


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