いも‐がさ【×疱×瘡】
ほう‐そう〔ハウサウ〕【×疱×瘡】
ほうそう 【疱瘡】
天然痘
(疱瘡 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 15:24 UTC 版)
天然痘(てんねんとう、variola, smallpox)は、天然痘ウイルスを病原体とする感染症の一つである[1][2]。疱瘡(ほうそう)、痘瘡(とうそう)ともいう。医学界では一般に痘瘡の語が用いられた。疱瘡の語は平安時代、痘瘡の語は室町時代、天然痘の語は1830年の大村藩の医師の文書が初出である[3]。ヒトに対して非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱を生ずる。致死率が平均で約20%から50%と非常に高い[注 1][4]。仮に治癒しても瘢痕(一般的にあばたと呼ぶ)を残す。1980年、世界保健機関(WHO)により根絶が宣言された。人類史上初にして唯一、根絶に成功した感染症の例である。
- 1 天然痘とは
- 2 天然痘の概要
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