疱瘡とは?

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いも がさ 【〈疱瘡〉・〈痘瘡〉】

〔「いもかさ」とも〕

ほう そう はうさう [1] 【疱

天然痘俗称。また,種痘そのあとについてもいう。
梅毒の別名。


疱瘡

読み方:イモガサ(imogasa)

天然痘古名


疱瘡

読み方:ホウソウ(housou)

病中の最も激しい厄病として恐れられて来た病気天然痘のこと。


ほうそう 【疱瘡】

天然痘のこと。日本では、これをもたらす疱瘡神疫病神一種)がいると信じられており、これに祈れば免れたり軽くすむと考えられていた。そのために踊をおどったり(疱瘡踊)、疱瘡神送り行事をしたりした。行事地方により種々あるが、棧俵に赤い御幣立てて疱瘡神見立て村境四辻に置いて赤飯や団子を供えたり、棧俵に笹をつけたもの疱瘡神として子供の頭に載せ、「疱瘡の神さんご苦労さんでした」といって湯をかけて祓い呪法をしたりした。

天然痘

(疱瘡 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/17 15:46 UTC 版)

天然痘(てんねんとう、smallpox)は、天然痘ウイルスVariola virus)を病原体とする感染症の一つである[1]疱瘡(ほうそう)、痘瘡(とうそう)ともいう。医学界では一般に痘瘡の語が用いられた。疱瘡の語は平安時代、痘瘡の語は室町時代、天然痘の語は1830年大村藩の医師の文書が初出である[2]。非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱を生ずる。致死率が平均で約20%から50%と非常に高い[3][4]。仮に治癒しても瘢痕(一般的にあばたと呼ぶ)を残す。天然痘は世界で初めて撲滅に成功した感染症である。1805年にはナポレオンが、全軍に種痘を命じた[5]。以降は羊毛の流通に乗って発疹チフスが猛威をふるった。




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  1. ^ a b c 天然痘(痘そう)とは 国立感染症研究所
  2. ^ 「近代医学の先駆者 ハンターとジェンナー」p11 山内一也 岩波書店 2015年1月20日第1刷
  3. ^ http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g3/k01_40/k01_40.html 「IDWR: 感染症の話 天然痘」 国立感染症研究所 2016年11月21日閲覧
  4. ^ それまで流行していなかった地域においてはさらに致死率が跳ね上がるため、時に民族が滅ぶ原因となった事すらある。
  5. ^ Harry Wain, A History of Preventive Medicine, Springfield, Illinois, 1970, pp.177, 185, 195.
  6. ^ 「人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を越えて」p29 加藤茂孝 丸善出版 平成25年3月30日発行
  7. ^ Vaccine Overview (PDF)”. Smallpox Fact Sheet. 2008年1月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年1月2日閲覧。
  8. ^ 天然痘の歴史[1]
  9. ^ A Treatise on the Small-pox and Measles, ウィリアム・アレキサンダー・グリーンヒルによる英訳, 出版者Printed for the Sydenham Society [by C and J. Adlrd], 1848年, pp. 252, URL
  10. ^ 「物語メキシコの歴史」p40 中央公論新社 大垣貴志郎 2008年2月25日発行
  11. ^ 笠原永遠男「遣新羅使と疫瘡」 笠原編『日本古代の王権と社会』塙書房、2010年、ISBN 4827312370
  12. ^ これについては、孝明天皇の病状の記録が天然痘とするには不審な点があるとして、毒殺説が唱えられていたが、原口清が従来説を否定し、近年では孝明天皇の死因が天然痘である事が通説となっている
  13. ^ 「人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を越えて」p16 加藤茂孝 丸善出版 平成25年3月30日発行
  14. ^ 天然痘の予防[2]
  15. ^ 「医学の歴史」pp221 梶田昭 講談社 2003年9月10日第1刷
  16. ^ 「近代医学の先駆者 ハンターとジェンナー」p117-122 山内一也 岩波書店 2015年1月20日第1刷
  17. ^ 「近代医学の先駆者 ハンターとジェンナー」p130-132 山内一也 岩波書店 2015年1月20日第1刷
  18. ^ 「医学の歴史」pp297 梶田昭 講談社 2003年9月10日第1刷
  19. ^ 「医学の歴史」pp301 梶田昭 講談社 2003年9月10日第1刷
  20. ^ 「近代医学の先駆者 ハンターとジェンナー」p164-165 山内一也 岩波書店 2015年1月20日第1刷
  21. ^ 「医学の歴史」pp301 梶田昭 講談社 2003年9月10日第1刷
  22. ^ Fenner, Frank (1988). “Development of the Global Smallpox Eradication Programme”. Smallpox and Its Eradication (History of International Public Health, No. 6). Geneva: World Health Organization. pp. 366–418. ISBN 92-4-156110-6. http://whqlibdoc.who.int/smallpox/9241561106_chp9.pdf. 
  23. ^ 「人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を越えて」p24 加藤茂孝 丸善出版 平成25年3月30日発行
  24. ^ 天然痘の抗女神シータラー。[インドには天然痘流行の時、女神シータラーが祀られ、天然痘治癒や天然痘予防を祈願する信仰がある。]
  25. ^ 「人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を越えて」p24 加藤茂孝 丸善出版 平成25年3月30日発行
  26. ^ 「世界地理大百科事典1 国際連合」p330 2000年2月1日初版第1刷 朝倉書店
  27. ^ 「人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を越えて」p25 加藤茂孝 丸善出版 平成25年3月30日発行
  28. ^ 米で次々発覚、危険物のずさんな管理”. ナショナルジオグラフィック. 2014年7月23日閲覧。
  29. ^ 2002年廃止
  30. ^ 「ワクチンで防ぐ感染症 第1回 幕末天然痘に対処」読売新聞2012年8月17日朝刊
  31. ^ 次世代弱毒痘そう生ワクチンの開発について、米国政府から最大3,400 万ドルの資金提供を受ける契約を獲得(化学及血清療法研究所プレスリリース2011年1月12日)
  32. ^ 当時の例(昭和41年・衆議院会議録71回国会逓信委員会) 1973年4月4日
  33. ^ 天然痘のリスク(1) | 一般社団法人 予防衛生協会 国立感染症研究所
  34. ^ a b c ワクチンなどに係る検討会報告書 平成14年7月8日(防衛省資料)
  35. ^ 4 Nations Thought To Possess Smallpox, November 5, 2002 ,The Washington Post.
  36. ^ 天然痘:類似ウイルス、今もアフリカ毒ヘビに寄生の可能性”. 毎日新聞. 2007年7月10日閲覧。


「天然痘」の続きの解説一覧

疱瘡

出典:『Wiktionary』 (2010/05/22 08:09 UTC 版)

名詞

ほうそう

  1. 痘瘡天然痘)の古称俗称

類義語

  • もがさ

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