水痘帯状ヘルペスウイルス
英訳・(英)同義/類義語:varicella zoster virus
ヒトに水痘(みずぼうそう)や帯状疱疹を起こすウイルスで、単純ヘルペスウイルスに近縁。
水痘・帯状疱疹ウイルス
(水痘ウイルス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 16:05 UTC 版)
水痘・帯状疱疹ウイルス(すいとう・たいじょうほうしんウイルス、英語: varicella zoster virus)は、ヘルペスウイルス科バリセロウイルス属に属するDNAウイルスである。水痘、帯状疱疹の病原体。
- ^ Craig M. Hales, MD, Rafael Harpaz, MD, Ismael Ortega-Sanchez, PhD, Stephanie R. Bialek, MD. Update on Recommendations for Use of Herpes Zoster Vaccine. Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR) / August 22, 2014 / Vol. 63 / No. 33, p. 729-731.
- 1 水痘・帯状疱疹ウイルスとは
- 2 水痘・帯状疱疹ウイルスの概要
- 3 構造
- 4 関連項目
水痘ウイルス
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水痘ワクチンによる水痘感染の予防効果は85%である。しかし、ブレイクスルー感染の水痘(Breakthrough varicella;BV)と診断された患者の75%は、ワクチンを接種していない患者よりも症状が軽い事が判明している。このような軽症の水痘患者は、発熱が弱く、皮膚の病変が50個以下で、斑点状丘疹が見られる。一方、ワクチンを接種していない患者では、通常、39度の発熱、200~500個の皮膚病変、斑点(隆起していない病変)は丘疹や水疱性病変に進展する。さらに、ワクチンを接種していない患者の感染は、感染した患者に比べて長く続く傾向がある。 ブレイクスルー感染の水痘の大部分は、水痘ワクチンを体内に充分取り込めなかった事に起因している。よって、ブレイクスルー感染を防ぐ為に、水痘ワクチンの初回接種から1年以内に2回目の接種を受ける事が提案されている。
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