パンダの大冒険
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1973 |
配給: | 東映 |
スタッフ | |
監督: | 芹川有吾 セリカワユウゴ |
製作: | 登石雋一 |
脚本: | 山浦弘靖 ヤマウラヒロヤス |
企画: | 横山賢二 ヨコヤマケンジ |
作画監督: | 高橋信也 タカハシシンヤ |
音楽: | 小杉太一郎 コスギタイチロウ |
美術: | 福本智雄 フクモトトモオ |
キャスト(役名) |
太田淑子 オオタヨシコ (ロンロン) |
平井道子 ヒライミチコ (フィフィ) |
増山江威子 マスヤマエイコ (女王) |
山本圭子 ヤマモトケイコ (ピンチ) |
野村道子 ノムラミチコ (トンチ) |
八奈見乗児 ヤナミジョウジ (長老) |
富田耕生 トミタコウセイ (デモン) |
大竹宏 オオタケヒロシ (ポン太) |
解説 |
東映動画二十三本目の作品。くま王国の王子として生まれたパンダが、厳しい自然の中で立派なパンダに成長する物語を、詩情あふれる原野を舞台に描く。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
ある暖かい春の日、くまたちの王国に王子さまが生まれました。女王さまは王子さまにロンロンという名前をつけました。ところが、このロンロン、こうの鳥がどこでどう間違えたのか、パンダの赤ちゃんだったのです。子ぐまのピンチとトンチは、おかしくて思わず笑ってしまいます。くま王国の王位を狙っている大ぐまのデモンにとって、王子の誕生は面白くありません。邪魔者がまた一人増えたからです。ロンロンはすくすくと大きくなりましたが、気が弱くて、失敗ばかりしています。そこで、女王さまは、強い子になるようにと、ロンロンを旅に出しました。ロンロンの身を心配して追ってきたピンチも一緒に旅をつづけます。そしてまたデモンの腹心のタヌキのポン太もロンロンを殺してしまうため後を追って来ました。ある町の近くに来たとき、ロンロンとピンチは人間のつくった罠につかまり、サーカスに売られてしまいました。一座の花形、パンダの少女フィフィは弱虫のロンロンを笑って、馬鹿にするのでした。それから、ロンロンの猛くんれんが始まりました。象や、虎や、猿や、スカンクの仲間たちとも友だちになりました。ロンロンは、だんだん強い子になっていきました。ある夜、ポン太がロンロンを殺そうとして、サーカスのテントに火をつけました。逃げ遅れたフィフィや虎たちは、火事の中へ飛びこんだロンロンの勇気でみんな救い出されました。ロンロンは皆をくまの国の隣りにある美しい緑の森に連れて行きました。ところが、そこヘピンチが悲しい知らせを持って来ました。デモンと手下のくまたちが、女王を牢屋に閉じこめてしまったというのです。ロンロンたちは、くまの国に攻め入って悪いデモン一味と闘うことにしました。デモン一味は、道という道をふさいで迎え撃ちます。ロンロンは誰も守っていない大滝を登って仲間たちをみちびき、デモン一味を国から追い払ったのでした。 |
パンダの大冒険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 14:52 UTC 版)
『パンダの大冒険』(パンダのだいぼうけん 英文:Panda's Adventures)は、1973年3月17日封切の『東映まんがまつり』内で公開された、東映動画制作の劇場用アニメ映画である。フジカラー、ワイド、50分。
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- ^ 1972年12月26日まで。この事については詳細は「東映アニメーション#1970 - 1990年代」を参照
- ^ しかし鼻に入りクシャミして自分が襲われるというオチ。
- ^ しかしジャンボとモン次郎にも屁が回ってダウンするオチ。
- ^ 当初7月28日に『宇宙戦艦ヤマト』(劇場版)・『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』・『海のトリトン』(再編集劇場版)で構成された「宇宙戦艦ヤマト フェスティバル」、8月4日より『銀河鉄道999』(劇場版)』をそれぞれ公開(いずれも全国公開)するため、この年の夏興行は中止の予定であったが、土壇場になって急遽編成された。
- 1 パンダの大冒険とは
- 2 パンダの大冒険の概要
- 3 登場キャラクター
- 4 声の出演
- 5 備考
- 6 外部リンク
固有名詞の分類
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