東映まんがまつり
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東映まんがまつり(とうえいまんがまつり)は、東映による1967年から始まった子供向け映画興行のタイトル[1][2][3]。子供向け映画を数本まとめて春休み、夏休み[4]、(時折冬休み)の時期にあわせて劇場公開された[1][4]。
注釈
- ^ 「地域限定公開」はこの2回の他、1979年夏興行が存在した。
- ^ 『チャンピオンまつり』が開始される前には、TCJ(現:エイケン)・東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)・円谷プロダクション・国際放映といった、東宝系製作会社によるテレビ作品も上映していた。その逆に『チャンピオンまつり』が終了すると、同じく東宝系のタツノコプロ作品『タイムボカンシリーズ』劇場新作を公開した事がある(1980年春・1981年春)。
- ^ 1982年には『わが青春のアルカディア』と『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版『Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険』、1983年には『パタリロ!』の劇場版『パタリロ!スターダスト計画』を公開した。
- ^ なお1979年夏興行も、当初は『ヤマトフェスティバル』のため休止する予定であったが、土壇場になって一部地域のみでの興行となった。
- ^ 1998年(平成10年)には社名を「東映アニメーション」に変更
- ^ 東映まんがまつりとは異なり、前売り券の販売は行われなかった。
- ^ 1週間で上映終了。
- ^ 『風のフジ丸』に代わって上映。
- ^ 1959年製作・上映作のリバイバル。
- ^ 第5話のブローアップ版だが、「ご挨拶」は第8話以降の物を使用。
- ^ ローカル局バージョンで上映。
- ^ 1970年公開作品の短縮リバイバル版。
- ^ 一部地域での公開。
- ^ ソビエト連邦動画スタジオ製作作品。
- ^ 一部地域のみの公開。
- ^ 1973年のリバイバル上映。
- ^ a b ただし1974年春興行作品の内、『飛び出す立体映画イナズマン』は、立体映像部分をモノクロ処理し、冒頭に断り書きを添えて放送した。
- ^ 「1974年春」と「1976年春」は2回
- ^ なお、「とびだす!3D東映アニメまつり」については、「CG東映アニメまつり」のタイトルで2010年(平成22年)2月21日に発売されている。
- ^ 東映制作の特撮作品は「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX(2007年(平成19年)12月7日発売、単品の全6巻は2009年(平成21年)10月21日と11月21日発売)」に後述の「東映スーパーヒーローフェア」の作品とともにDVD化されている。なお、すでに商品化されていた仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズの劇場版と『劇場版 スパイダーマン』は収録されていない。ただし、ライダーシリーズや戦隊シリーズの劇場版のDVDには、シリーズ以外の作品も含めた当時の予告映像のみが収録されている。
- ^ ただしオリジナル版はグレート・Xライダー・フィンガー5・イナズマン・ゲッター1・神崎メグが記載(しかも全て顔だけ)のに対し、今回の特典では、グレート・Z・5大ライダー(1号 - X)・イナズマン・ゲッター1・神崎メグが記載(全ライダーは全身、他は上半身)されており、フィンガー5が省かれた。
出典
- ^ a b c 大ヒット御礼!!「復刻!東映まんがまつり」第2期リリースついに決定!7月21日より順次DVD発売!!日本中の子どもたちが劇場で笑って泣いた あの東映まんがまつりが29年ぶりに、ついに復活!
- ^ 『東映まんがまつり』特集 | 東映ビデオオフィシャルサイト
- ^ a b c d e 「特集企画 スーパー戦隊その極意 Volume13 スーパー戦隊Vシネマの深化」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.13 獣電戦隊キョウリュウジャー』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年5月10日、30頁。ISBN 978-4-06-509524-9。
- ^ a b c d e クロニクル東映2 1991, p. 39.
- ^ a b 「タウン 映画 まんが大行進」『週刊新潮』1965年7月31日号、新潮社、14頁。
- ^ a b c d “東映、マンガ週間における主要十館の動員数(13日間)を発表”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 3. (1967年4月8日)
- ^ a b c 「文化チャンネル夏休みの子ども映画をめぐる攻防戦子どもをまどわす東映の作戦」『週刊朝日』1970年7月10日号、朝日新聞社、115頁。
- ^ a b c d e f g h i j “まんがでお子様獲得作戦 夏休み近し!『巨人の星』や『白雪姫』 "怪獣ぞくぞく"もいまはむかし”. スポーツ報知 (報知新聞社): p. 14. (1969年6月27日)
- ^ a b 電撃ホビーマガジン編集部 編「プロジェクト東宝チャンピオンまつり 祭り囃子は遠くに」『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日、124頁。ISBN 978-4-04-866999-3。
- ^ 「タウン 映画 東宝チャンピオンまつり」『週刊新潮』1970年3月28日号、新潮社、16頁。
- ^ 「げいのう 子供より大人が狂喜したTV漫画」『週刊現代』1970年4月9日号、講談社、35頁。
- ^ 西沢正史「宇宙戦艦ヤマト 完結編 特集1 『天国と地獄をみた男・西崎義展」『キネマ旬報』1983年3月下旬号、キネマ旬報社、96–98頁。
- ^ a b 85.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第16節「東映テレビアニメの誕生 前編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
- ^ a b 87.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第18節「東映子供向け作品の系譜 前編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
- ^ “封切映画興行記録”. 週刊映画プレス (全国映画館新聞社): p. 3. (1964年3月28日)
- ^ a b c d e f g 91.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第18節「東映子供向け作品の系譜 後編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
- ^ a b c “出そろった夏休み映画 やはりマンガと怪獣 素朴な民話人形劇も”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 22. (1968年6月23日)
- ^ a b c d クロニクル東映2 1991, p. 49.
- ^ a b “ばらえてい7放送 東映系で上映へ チャコとケンちゃん”. スポーツ報知 (報知新聞社): p. 10. (1969年3月9日)
- ^ 木村 2020, p. 156.
- ^ a b c d e f 木村 2020, pp. 158–168.
- ^ a b c 岡田 2001, pp. 403–452.
- ^ クロニクル東映2 1991, p. 64.
- ^ とびだす3D東映アニメまつり(2009.10.3ロードショー、東映アニメーション)
- ^ 東映まんがまつり:29年ぶり復活 4本立てで19年4月上映 「おしりたんてい」「うちの3姉妹」も,まんたんウェブ,2018年12月1日
- ^ “東映まんがまつり公開延期「映画おしりたんてい」「仮面ライダー電王」など4本立て”. アニメハック. 2020‐04‐09閲覧。
- ^ a b “東映まんがまつり:復活第2弾が8月14日に「おしりたんてい」「仮面ライダー電王」など4本”. まんたんウェブ. 2020‐06‐27閲覧。
- ^ “「東映まんがまつり」来年は8月に、「映画おしりたんてい」第3弾の上映も決定。”. コミックナタリー. 2020年12月22日閲覧。
- ^ “福山雅治、「おしりたんてい」史上最強の敵シリアーティ役で「無礼こかせていただきます」”. 映画.com (2021年12月16日). 2022年7月28日閲覧。
- ^ 「なつぞら」で話題となった「白蛇伝」をスクリーンで!「とーあに!これくしょん」開催決定アニメ!アニメ! 2020年4月1日
- ^ 「マジンガーZ対デビルマン」と「仮面ライダー」同時上映、東映まんがまつり一部復刻コミックナタリー 2023年6月2日
- ^ 『魔女っ子大全集』バンダイ、1993年、P.78頁。
- ^ 東映まんがまつり:復活第2弾に「仮面ライダー電王」 「おしりたんてい」「りさいくるずー」も,まんたんウェブ,2019年12月13日
- ^ 「日本特撮映画アドCOLLECTION」(徳間書店)80 - 85頁 2000年
- ^ a b “東映まんがまつり特集”. 東映ビデオ. 2020年11月10日閲覧。
- ^ 東映ビデオ株式会社 公式サイト - DVD「復刻! 東映まんがまつり」特集を参照。
- ^ a b 2012年10月21日(日)発売「マジンガーZ」生誕40周年!! 劇場版がHD リマスターで蘇る!!! 東映株式会社 2012年3月16日付
- 1 東映まんがまつりとは
- 2 東映まんがまつりの概要
- 3 概要
- 4 シンボルマーク
- 5 放送・映像ソフト
- 6 脚注
東映まんがまつり
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「スーパー戦隊シリーズの他媒体展開」の記事における「東映まんがまつり」の解説
「東映まんがまつり」も参照 秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン! 1976年7月18日公開。同時上映は『ザ・カゲスター』、『宇宙鉄人キョーダイン』。 ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー 1978年3月18日公開。 電子戦隊デンジマン 1980年7月12日公開。 太陽戦隊サンバルカン 1981年7月18日公開。 大戦隊ゴーグルファイブ 1982年3月13日公開。 科学戦隊ダイナマン 1983年3月13日公開。公開後、短縮版をテレビ本編・第32話として放送。同時上映は『バッテンロボ丸』。 超電子バイオマン 1984年7月14日公開。同時上映は『宇宙刑事シャイダー』。 電撃戦隊チェンジマン 1985年3月16日公開。 電撃戦隊チェンジマン シャトルベース! 危機一髪! 1985年7月13日公開。 超新星フラッシュマン 1986年3月15日公開。 光戦隊マスクマン 1987年7月18日公開。同時上映は『超人機メタルダー』。 高速戦隊ターボレンジャー 1989年3月18日公開。
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東映まんがまつり
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本作は、1975年7月26日公開の『東映まんがまつり』でもダイジェスト版で上映された。 同時上映作は『ちびっ子レミと名犬カピより 家なき子』、『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』、『宇宙円盤大戦争』、『がんばれ!!ロボコン ゆかいな仲間』、『秘密戦隊ゴレンジャー』、『仮面ライダーストロンガー』の計6本。
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東映まんがまつり
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「きかんしゃ やえもん」の記事における「東映まんがまつり」の解説
SLブームだった1974年に、主人公をD51形に変更し、脇役に新幹線を据えるなど、大幅にアレンジした形でアニメ映画化された。 詳細は「きかんしゃやえもん D51の大冒険」を参照
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東映まんがまつり
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「白雪姫 (1937年の映画)」の記事における「東映まんがまつり」の解説
1980年のリバイバル公開時には、「東映まんがまつり」内の一本として公開された。「東映まんがまつり」で海外のアニメ映画が上映されるのは、1977年7月17日公開の『世界名作童話 せむしの仔馬』以来で、「ディズニー作品」は史上初。 同時上映作は次の3本。 電子戦隊デンジマン 魔法少女ララベル 海が呼ぶ夏休み ゲゲゲの鬼太郎(第2作) 『鬼太郎』のみTVブローアップ版で、あとの2作品は劇場用新作。 ディズニー作品が「東映まんがまつり」で公開されたのは以下の事情による。ディズニー作品は1970年代後半、日本であまりヒットせず。1977年4月29日に公開された『星の国から来た仲間』を最後に1977年秋から、日本での直接配給機構であるブエナ・ビスタ映画日本支社の解散・閉鎖をめぐって労使対立が続いて配給業務がストップし、ディズニー作品は2年以上日本で公開されなかった。1979年になって和解が成立して新たに(旧)ウォルト・ディスニー・ジャパンが設立され、1979年11月29日に帝国ホテルで記者会見があり、ハロルド・アーチナルブエナ・ビスタ・インターナショナル社長、松岡功東宝社長、金子操同副社長、岡田茂東映社長が出席。東宝と東映と契約し二年ぶりにディズニー作品の日本マーケットへの再進出が決まり、1980年からディズニー作品が日本で上映されると発表された。松岡社長は「東宝は過去、ディズニー映画全作品を興画してきた。同社が映画を作る姿勢、観客に夢を与える姿勢に共鳴したからで今回も作品を配給することにした」と述べ、岡田社長は「東映はディズニー映画を追い越せと東映動画を育て、昨今はその時歩を国内外に築いている。今回はウチが『白雪姫』を公開することになった」などと話した。 ディズニー側は新旧のアニメで年間2番組はブッキングしたいと希望したが、東宝の番線に空きがなく、そこで「1980年夏の東映まんがまつり」に入れてもらえないかと金子東宝副社長と岡田東映社長で話し合いがもたれ、「年間1番組なら引き受ける」との合意に至った。岡田としては当時、東映洋画が角川映画や「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の興行を手掛けるようになってマーケットが拡大し、東急レクリエーションと共に洋画興行でSTチェーンを組む松竹との軋轢が起こり、STチェーン内で摩擦ができていた事情から、より東宝に近づいておいた方が得策と判断した。また将来的なフリー・ブッキングを見据えての措置でもあった。翌「1981年夏の東映まんがまつり」でも『101匹わんちゃん大行進』と『ミッキーマウスとドナルドダック』の2本が「東映まんがまつり」枠で公開されている。そのため、1980年のリバイバル公開時の『白雪姫』、1981年のリバイバル公開時の『101匹わんちゃん大行進』、『ミッキーマウスとドナルドダック』の3本は、いずれも東映洋画によって公開されていない。また、1992年4月25日公開の「夢のファンタジーワールド」で『シンデレラ』と『ミッキーのたつまき騒動』の2本は、東映がワーナー・ブラザースと共同配給も行っている。 なお、2011年9月17日の『アジョシ』から、東映国際営業部は新レーベル「TOEI TRY△NGLE(東映トライアングル)」を発足させ、約30年ぶりに日本国外映画の買い付けと配給を再開した。
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東映まんがまつり
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「101匹わんちゃん」の記事における「東映まんがまつり」の解説
先述の通り、1981年7月18日には「東映まんがまつり」で本作がリバイバル公開された。前年(1980年)7月12日に公開された『白雪姫』に続く、「まんがまつり」でのディズニー映画だが、今回が事実上最後となった(海外アニメとしても)。 同時上映は、同じディズニー作品『ミッキーマウスとドナルドダック』と、TV作品の劇場用新作『太陽戦隊サンバルカン』・『Dr.スランプ アラレちゃん ハロー!不思議島』の計3本。
※この「東映まんがまつり」の解説は、「101匹わんちゃん」の解説の一部です。
「東映まんがまつり」を含む「101匹わんちゃん」の記事については、「101匹わんちゃん」の概要を参照ください。
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