東映まんがまつりとは? わかりやすく解説

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東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 02:30 UTC 版)

東映まんがまつり(とうえいまんがまつり)は、東映による1967年から始まった子供向け映画興行のタイトル[1][2][3]。子供向け映画を数本まとめて春休み夏休み[4]、(時折冬休み)の時期にあわせて劇場公開された[1][4]


注釈

  1. ^ 「地域限定公開」はこの2回の他、1979年夏興行が存在した。
  2. ^ 『チャンピオンまつり』が開始される前には、TCJ(現:エイケン)東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)・円谷プロダクション国際放映といった、東宝系製作会社によるテレビ作品も上映していた。その逆に『チャンピオンまつり』が終了すると、同じく東宝系のタツノコプロ作品『タイムボカンシリーズ』劇場新作を公開した事がある(1980年春・1981年春)。
  3. ^ 1982年には『わが青春のアルカディア』と『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版『Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険』、1983年には『パタリロ!』の劇場版『パタリロ!スターダスト計画』を公開した。
  4. ^ なお1979年夏興行も、当初は『ヤマトフェスティバル』のため休止する予定であったが、土壇場になって一部地域のみでの興行となった。
  5. ^ 1998年(平成10年)には社名を「東映アニメーション」に変更
  6. ^ 東映まんがまつりとは異なり、前売り券の販売は行われなかった。
  7. ^ 1週間で上映終了。
  8. ^ 『風のフジ丸』に代わって上映。
  9. ^ 1959年製作・上映作のリバイバル。
  10. ^ 第5話のブローアップ版だが、「ご挨拶」は第8話以降の物を使用。
  11. ^ ローカル局バージョンで上映。
  12. ^ 1970年公開作品の短縮リバイバル版。
  13. ^ 一部地域での公開。
  14. ^ ソビエト連邦動画スタジオ製作作品。
  15. ^ 一部地域のみの公開。
  16. ^ 1973年のリバイバル上映。
  17. ^ a b ただし1974年春興行作品の内、『飛び出す立体映画イナズマン』は、立体映像部分をモノクロ処理し、冒頭に断り書きを添えて放送した。
  18. ^ 「1974年春」と「1976年春」は2回
  19. ^ なお、「とびだす!3D東映アニメまつり」については、「CG東映アニメまつり」のタイトルで2010年(平成22年)2月21日に発売されている。
  20. ^ 東映制作の特撮作品は「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX(2007年(平成19年)12月7日発売、単品の全6巻は2009年(平成21年)10月21日と11月21日発売)」に後述の「東映スーパーヒーローフェア」の作品とともにDVD化されている。なお、すでに商品化されていた仮面ライダーシリーズ戦隊シリーズの劇場版と『劇場版 スパイダーマン』は収録されていない。ただし、ライダーシリーズや戦隊シリーズの劇場版のDVDには、シリーズ以外の作品も含めた当時の予告映像のみが収録されている。
  21. ^ ただしオリジナル版はグレート・Xライダー・フィンガー5・イナズマン・ゲッター1・神崎メグが記載(しかも全て顔だけ)のに対し、今回の特典では、グレート・Z・5大ライダー(1号 - X)・イナズマン・ゲッター1・神崎メグが記載(全ライダーは全身、他は上半身)されており、フィンガー5が省かれた。

出典

  1. ^ a b c 大ヒット御礼!!「復刻!東映まんがまつり」第2期リリースついに決定!7月21日より順次DVD発売!!日本中の子どもたちが劇場で笑って泣いた あの東映まんがまつりが29年ぶりに、ついに復活!
  2. ^ 『東映まんがまつり』特集 | 東映ビデオオフィシャルサイト
  3. ^ a b c d e 「特集企画 スーパー戦隊その極意 Volume13 スーパー戦隊Vシネマの深化」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.13 獣電戦隊キョウリュウジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年5月10日、30頁。ISBN 978-4-06-509524-9 
  4. ^ a b c d e クロニクル東映2 1991, p. 39.
  5. ^ a b 「タウン 映画 まんが大行進」『週刊新潮』1965年7月31日号、新潮社、14頁。 
  6. ^ a b c d “東映、マンガ週間における主要十館の動員数(13日間)を発表”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 3. (1967年4月8日) 
  7. ^ a b c 「文化チャンネル夏休みの子ども映画をめぐる攻防戦子どもをまどわす東映の作戦」『週刊朝日』1970年7月10日号、朝日新聞社、115頁。 
  8. ^ a b c d e f g h i j “まんがでお子様獲得作戦 夏休み近し!『巨人の星』や『白雪姫』 "怪獣ぞくぞく"もいまはむかし”. スポーツ報知 (報知新聞社): p. 14. (1969年6月27日) 
  9. ^ a b 電撃ホビーマガジン編集部 編「プロジェクト東宝チャンピオンまつり 祭り囃子は遠くに」『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWAアスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日、124頁。ISBN 978-4-04-866999-3 
  10. ^ 「タウン 映画 東宝チャンピオンまつり」『週刊新潮』1970年3月28日号、新潮社、16頁。 
  11. ^ 「げいのう 子供より大人が狂喜したTV漫画」『週刊現代』1970年4月9日号、講談社、35頁。 
  12. ^ 西沢正史「宇宙戦艦ヤマト 完結編 特集1 『天国と地獄をみた男・西崎義展」『キネマ旬報』1983年3月下旬号、キネマ旬報社、96–98頁。 
  13. ^ a b 85.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第16節「東映テレビアニメの誕生 前編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
  14. ^ a b 87.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第18節「東映子供向け作品の系譜 前編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
  15. ^ “封切映画興行記録”. 週刊映画プレス (全国映画館新聞社): p. 3. (1964年3月28日) 
  16. ^ a b c d e f g 91.第4章「行け行け東映・積極経営推進」 第18節「東映子供向け作品の系譜 後編」 創立70周年記念特別寄稿『東映行進曲』発信! - 東映
  17. ^ a b c “出そろった夏休み映画 やはりマンガと怪獣 素朴な民話人形劇も”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 22. (1968年6月23日) 
  18. ^ a b c d クロニクル東映2 1991, p. 49.
  19. ^ a b “ばらえてい7放送 東映系で上映へ チャコとケンちゃん”. スポーツ報知 (報知新聞社): p. 10. (1969年3月9日) 
  20. ^ 木村 2020, p. 156.
  21. ^ a b c d e f 木村 2020, pp. 158–168.
  22. ^ a b c 岡田 2001, pp. 403–452.
  23. ^ クロニクル東映2 1991, p. 64.
  24. ^ とびだす3D東映アニメまつり(2009.10.3ロードショー、東映アニメーション)
  25. ^ 東映まんがまつり:29年ぶり復活 4本立てで19年4月上映 「おしりたんてい」「うちの3姉妹」も,まんたんウェブ,2018年12月1日
  26. ^ 東映まんがまつり公開延期「映画おしりたんてい」「仮面ライダー電王」など4本立て”. アニメハック. 2020‐04‐09閲覧。
  27. ^ a b 東映まんがまつり:復活第2弾が8月14日に「おしりたんてい」「仮面ライダー電王」など4本”. まんたんウェブ. 2020‐06‐27閲覧。
  28. ^ 「東映まんがまつり」来年は8月に、「映画おしりたんてい」第3弾の上映も決定。”. コミックナタリー. 2020年12月22日閲覧。
  29. ^ 福山雅治、「おしりたんてい」史上最強の敵シリアーティ役で「無礼こかせていただきます」”. 映画.com (2021年12月16日). 2022年7月28日閲覧。
  30. ^ 「なつぞら」で話題となった「白蛇伝」をスクリーンで!「とーあに!これくしょん」開催決定アニメ!アニメ! 2020年4月1日
  31. ^ 「マジンガーZ対デビルマン」と「仮面ライダー」同時上映、東映まんがまつり一部復刻コミックナタリー 2023年6月2日
  32. ^ 『魔女っ子大全集』バンダイ、1993年、P.78頁。 
  33. ^ 東映まんがまつり:復活第2弾に「仮面ライダー電王」 「おしりたんてい」「りさいくるずー」も,まんたんウェブ,2019年12月13日
  34. ^ 「日本特撮映画アドCOLLECTION」(徳間書店)80 - 85頁 2000年
  35. ^ a b 東映まんがまつり特集”. 東映ビデオ. 2020年11月10日閲覧。
  36. ^ 東映ビデオ株式会社 公式サイト - DVD「復刻! 東映まんがまつり」特集を参照。
  37. ^ a b 2012年10月21日(日)発売「マジンガーZ」生誕40周年!! 劇場版がHD リマスターで蘇る!!! 東映株式会社 2012年3月16日付


「東映まんがまつり」の続きの解説一覧

東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:12 UTC 版)

スーパー戦隊シリーズの他媒体展開」の記事における「東映まんがまつり」の解説

「東映まんがまつり」も参照 秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン! 1976年7月18日公開同時上映は『ザ・カゲスター』、『宇宙鉄人キョーダイン』ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー 1978年3月18日公開電子戦隊デンジマン 1980年7月12日公開太陽戦隊サンバルカン 1981年7月18日公開大戦隊ゴーグルファイブ 1982年3月13日公開科学戦隊ダイナマン 1983年3月13日公開公開後短縮版テレビ本編第32話として放送同時上映は『バッテンロボ丸』。 超電子バイオマン 1984年7月14日公開同時上映『宇宙刑事シャイダー』電撃戦隊チェンジマン 1985年3月16日公開電撃戦隊チェンジマン シャトルベース! 危機一髪! 1985年7月13日公開超新星フラッシュマン 1986年3月15日公開光戦隊マスクマン 1987年7月18日公開同時上映『超人機メタルダー』高速戦隊ターボレンジャー 1989年3月18日公開

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東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 22:39 UTC 版)

野生のエルザ」の記事における「東映まんがまつり」の解説

本作は、1975年7月26日公開の『東映まんがまつり』でもダイジェスト版上映された。 同時上映作は『ちびっ子レミと名犬カピより 家なき子』、『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』、『宇宙円盤大戦争』『がんばれ!!ロボコン ゆかいな仲間』『秘密戦隊ゴレンジャー』『仮面ライダーストロンガー』の計6本。

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東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 01:53 UTC 版)

きかんしゃ やえもん」の記事における「東映まんがまつり」の解説

SLブームだった1974年に、主人公D51形変更し脇役新幹線据えるなど、大幅にアレンジした形でアニメ映画化された。 詳細は「きかんしゃやえもん D51の大冒険」を参照

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東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 09:21 UTC 版)

白雪姫 (1937年の映画)」の記事における「東映まんがまつり」の解説

1980年リバイバル公開時には、「東映まんがまつり」内の一本として公開された。「東映まんがまつり」で海外アニメ映画上映されるのは、1977年7月17日公開の『世界名作童話 せむしの仔馬以来で、「ディズニー作品」は史上初。 同時上映作は次の3本電子戦隊デンジマン 魔法少女ララベル 海が呼ぶ夏休み ゲゲゲの鬼太郎第2作) 『鬼太郎』のみTVブローアップ版で、あとの2作品劇場新作ディズニー作品が「東映まんがまつり」で公開されたのは以下の事情よる。ディズニー作品1970年代後半日本であまりヒットせず。1977年4月29日公開された『星の国から来た仲間』を最後に1977年秋から、日本での直接配給機構であるブエナ・ビスタ映画日本支社解散閉鎖めぐって労使対立続いて配給業務ストップしディズニー作品2年上日本で公開されなかった。1979年になって和解成立して新たに(旧)ウォルト・ディスニー・ジャパンが設立され1979年11月29日帝国ホテル記者会見があり、ハロルド・アーチナルブエナ・ビスタ・インターナショナル社長松岡功東宝社長金子操副社長岡田茂東映社長出席東宝東映契約し二年ぶりにディズニー作品日本マーケットへの再進出決まり1980年からディズニー作品日本上映される発表された。松岡社長は「東宝過去ディズニー映画全作品を興画してきた。同社映画作る姿勢観客夢を与える姿勢共鳴したからで今回作品配給することにした」と述べ岡田社長は「東映ディズニー映画追い越せ東映動画育て昨今その時歩を国内外築いている。今回ウチ『白雪姫』公開することになった」などと話したディズニー側は新旧アニメ年間2番組はブッキングしたいと希望したが、東宝番線空きがなく、そこで「1980年夏の東映まんがまつり」に入れてもらえないかと金東宝副社長岡田東映社長話し合いがもたれ、「年間1番組なら引き受ける」との合意至った岡田としては当時東映洋画角川映画や「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の興行手掛けるようになってマーケット拡大し東急レクリエーションと共に洋画興行STチェーンを組む松竹との軋轢起こりSTチェーン内で摩擦ができていた事情から、より東宝に近づいておいた方が得策判断した。また将来的なフリー・ブッキングを見据えて措置でもあった。翌「1981年夏の東映まんがまつり」でも『101匹わんちゃん大行進』と『ミッキーマウスとドナルドダック』の2本が「東映まんがまつり」公開されている。そのため、1980年リバイバル公開時の『白雪姫』1981年リバイバル公開時の101匹わんちゃん大行進』、『ミッキーマウスとドナルドダック』の3本は、いずれも東映洋画によって公開されていないまた、1992年4月25日公開の「夢のファンタジーワールド」で『シンデレラ』と『ミッキーたつまき騒動』の2本は、東映ワーナー・ブラザース共同配給行っている。 なお、2011年9月17日の『アジョシ』から、東映国際営業部は新レーベル「TOEI TRY△NGLE(東映トライアングル)」を発足させ、約30年ぶりに日本国外映画買い付け配給再開した

※この「東映まんがまつり」の解説は、「白雪姫 (1937年の映画)」の解説の一部です。
「東映まんがまつり」を含む「白雪姫 (1937年の映画)」の記事については、「白雪姫 (1937年の映画)」の概要を参照ください。


東映まんがまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:55 UTC 版)

101匹わんちゃん」の記事における「東映まんがまつり」の解説

先述通り1981年7月18日には「東映まんがまつり」で本作リバイバル公開された。前年1980年7月12日公開され『白雪姫』に続く、「まんがまつり」でのディズニー映画だが、今回事実上最後となった海外アニメとしても)。 同時上映は、同じディズニー作品ミッキーマウスとドナルドダック』と、TV作品劇場新作『太陽戦隊サンバルカン』・『Dr.スランプ アラレちゃん ハロー!不思議島』の計3本

※この「東映まんがまつり」の解説は、「101匹わんちゃん」の解説の一部です。
「東映まんがまつり」を含む「101匹わんちゃん」の記事については、「101匹わんちゃん」の概要を参照ください。

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