サイボーグ009 (アニメ)
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本項目では、石ノ森章太郎のSF漫画『サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)を原作としたアニメ作品全般について解説する。
注釈
- ^ 『西遊記』の制作に石ノ森が参加した際に、東映動画入りを希望する石ノ森に対して白川が「将来売れたら作品をアニメ化する」という言葉で漫画家を続行するよう説得した経緯があった[3]。
- ^ オリジナル版ではクレジットされており、テレビ放送も1970年代まではノーカットだった。だが1980年代放送からはカットされ、映像ソフトでもカットされた。また映画冒頭の「東映マーク」(荒磯に波)は、オリジナル・1970年代放送では波音が出ていたが、1980年代以降放送・映像ソフトでは波音もカットされた。なお2022年12月に「東映シアターオンライン」で配信した時もカット版が配信された。
- ^ 1作目のクレジットでは「BG団ボス」、2作目では「ブラックゴースト」と表記されている。
- ^ a b 1作目のクレジットでは、誤って「005 内海賢二」「008 増岡弘」と表記されている。
- ^ 「東映アニメーションミュージアムチャンネル」では、石ノ森が関わったスタジオ・ゼロが原作名義の『レインボー戦隊ロビン』が配信されている。
- ^ 映像ソフトでは本来の予定だった全3話になっている。
- ^ 姓の表記が「ハインリッヒ」から「ハインリヒ」に変更されている。
- ^ 名の表記が「ジェロニモ」からイニシャルの「G」に変更されている。
出典
- ^ 『東映アニメーション50年史 1956-2006 〜走りだす夢の先に〜』東映アニメーション、2006年、34頁。全国書誌番号:21178721。
- ^ 白川大作(インタビュアー:原口正宏、小黒祐一郎)「東映長編研究 第14回 白川大作インタビュー(6) 『風のフジ丸』と「東映まんがまつり」の始まり」『WEBアニメスタイル』、スタジオ雄 。2021年9月2日閲覧。
- ^ 白川大作(インタビュアー:原口正宏、小黒祐一郎)「東映長編研究 第10回 白川大作インタビュー (2) 手塚治虫と『西遊記』」『WEBアニメスタイル』、スタジオ雄 。2021年9月2日閲覧。
- ^ 辻真先 2008, p. 83
- ^ a b c 「ヒーローファイル サイボーグ009」『甦る!石ノ森ヒーローファイル』Gakken〈Gakken Mook〉、2013年9月10日、34-45頁。ISBN 978-4-05-610166-9。
- ^ a b 尾形英夫(編)「サイボーグ999」『アニメージュ』1979年3月号、徳間書店、10頁、雑誌 61577-09。
- ^ 辻真先 2008, p. 92
- ^ 辻真先 2008, p. 82
- ^ 辻真先 1996, p. 186
- ^ 小黒祐一郎. “「編集長のコラム」第20回「平和の戦士は死なず」”. WEBアニメスタイル. スタジオ雄. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 五味洋子 (2007年5月11日). “アニメーションの思い出がたり その7 夏休みのお楽しみ”. WEBアニメスタイル. スタジオ雄. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 辻真先 1996, p. 189
- ^ 『北海道新聞』(マイクロフィルム版) 1968年(昭和43年)10月 テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1969年1月13日 - 7月7日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1969年3月1日 - 8月23日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1969年10月5日 - 1970年3月29日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 鈴木武幸 2018, p. 136
- ^ 霜月たかなか(編著)「高橋良輔ロングインタビュー」『ドキュメント・ボトムズ 高橋良輔アニメの世界』三一書房、2000年、27頁。ISBN 4-380-99222-5。
- ^ 「ネオブラックゴーストのあとはミュートス・サイボーグ編を企画していた」『アニメージュ』1980年5月号、徳間書店、34-35頁。なお、2015年発売のBlu-ray COLLECTION Vol.2封入特典として、この記事などを収録した復刻ブックレットや放送後に発行した設定資料集の復刻版が同梱。
- ^ a b c 小黒祐一郎. “編集長のコラム 第19回「『あ、流れ星』への長い道のり」”. WEBアニメスタイル. スタジオ雄. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 鈴木武幸 2018, pp. 140–142
- ^ LP『交響組曲 サイボーグ009』の解説書に掲載された対談より。この対談は復刻CD版『交響組曲 サイボーグ009』の付属ブックレットにも転載されている。またOP・EDはLP版『交響組曲 サイボーグ009』には収録されなかったが、復刻CD版には収録された。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1980年4月号、徳間書店、64 - 65頁。
- ^ 『河北新報』1979年3月7日 - 1980年3月26日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『秋田魁新報』1980年3月27日付朝刊、テレビ欄。(終)
- ^ a b 『北國新聞』 1980年10月1日 - 1980年10月7日付朝刊テレビ欄より。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1980年5月号、徳間書店、74頁。
- ^ 『北國新聞』1979年5月3日付朝刊テレビ欄より。
- ^ a b c d e f g 高橋英一・西沢正史・脇田巧彦・黒井和男「製作発表『サイボーグ009 超銀河伝説』」『キネマ旬報』1980年12月上旬号、キネマ旬報社、199頁。
- ^ 「東映正月は超アニメ映画の『サイボーグ009』封切」『週刊映画ニュース』全国映画館新聞社、1980年10月25日、2面。
- ^ 「一部を除き全般的に沈滞ムード 正月景況洋画は軒並み落込む」『映画時報』1981年2月号、映画時報社、41頁。
- ^ a b 「正月映画が決まらずに頭が痛い東映」『サンデー毎日』1980年11月23日号、毎日新聞社、153頁。
- ^ スタジオ雄(構成・編集)キネマ旬報社、PLUS MADHOUSE 04 りんたろう、74-75頁。ISBN 978-4-87376-321-7。
- ^ アニメージュ198010, p. 70
- ^ アニメージュ198009, p. 11
- ^ アニメージュ198010, pp. 69–70
- ^ 小黒祐一郎 (2009年1月16日). “アニメ様365日 第46回『サイボーグ009 超銀河伝説』”. WEBアニメスタイル. スタジオ雄. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 「1981年邦画4社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報』1982年(昭和57年)2月下旬号、キネマ旬報社、1982年、124頁。
- ^ a b 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』2002年8月号、学研プラス、117 - 119頁。
- ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』2003年6月号、学研プラス、109 - 111頁。
- ^ a b c d e f g h i j 「神山健治が総監督務める3DCG「サイボーグ009」、声優に河本啓佑や種田梨沙」『映画ナタリー』、2016年8月18日。2016年8月18日閲覧。
- ^ “Netflixで配信開始!「サイボーグ009」シリーズ最新作「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」柿本広大監督が語る制作秘話”. アキバ総研 (カカクコム). (2017年3月10日) 2019年8月21日閲覧。
- ^ 「3DCGアニメ「サイボーグ009」牧野由依、キーパーソンのカタリーナ役で出演」『コミックナタリー』ナターシャ、2016年11月1日。2016年11月2日閲覧。
- ^ 「新作「009」に3代目ジョーの井上和彦も出演!河本啓佑の「加速装置」を絶賛」『コミックナタリー』、2016年11月1日。2016年11月2日閲覧。
- ^ 「MONKEY MAJIK、石ノ森章太郎は「宮城の誇り」 新作『CYBORG009』主題歌」『ORICON STYLE』、2016年9月16日。2016年9月16日閲覧。
- ^ ブンボーグ009(テレビ朝日) [@bunborg009] (2019年8月12日). "(´@`).。oO(……いよいよ今晩…深夜1:25からの…お願い!ランキング内で…#ブンボーグ009 の…ミニアニメ…". X(旧Twitter)より2023年8月1日閲覧。
- ^ “「ブンボーグ009」が「お願い!ランキングSP」公式YouTubeチャンネルで、いつでもご覧可能に!”. 石森プロ公式ホームページ (2019年8月22日). 2019年11月11日閲覧。
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