石ノ森章太郎とは?

石ノ森章太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 00:36 UTC 版)

石ノ森 章太郎(いしのもり しょうたろう、1938年昭和13年〉1月25日[2][3] - 1998年平成10年〉1月28日[3])は、日本漫画家特撮作品原作者。本名は小野寺 章太郎おのでら しょうたろう[3]




注釈

  1. ^ 「漫画の神様」と評された手塚とも対応している。
  2. ^ この時期は青年以上向けのストーリー漫画は劇画と呼ばれる傾向があった。
  3. ^ それまでのギネスレコードは手塚治虫。
  4. ^ 松本零士と同じ生年月日である[10]
  5. ^ これが石ノ森のペンネームの由来である。当時「軍隊生活 兵営便り」など軍隊漫画絵葉書で活躍していたイラストレーター・小野寺秋風の絵柄を嫌い、同じ苗字を避けて石森を名乗った[11]
  6. ^ 同校出身の漫画家に大友克洋がいる。
  7. ^ 書籍によっては1955年と記載している[12][13]
  8. ^ 初期の『少女クラブ』に掲載された作品には、赤塚不二夫との共同ペンネームいずみあすか名義、赤塚および水野英子との共同ペンネームU.マイア名義のものなどがある。
  9. ^ 藤子の『オバケのQ太郎』の主人公「大原正太」は石ノ森の名前を元にしている。また「藤子不二雄」の共同ペンネームをやめて藤子不二雄Fとなった藤本弘に藤子・F・不二雄にするよう助言をしたのも石ノ森である。
  10. ^ 石森章太郎 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』ISBN 978-4-06-183752-2 講談社〈講談社文庫〉、1986年、208頁によれば、死因は持病だった喘息の発作を抑えるための「モルヒネの打ちすぎによる心臓発作」。石ノ森は、「姉が倒れて救急車を呼び、入院して注射を打ったところ、容態が安定した」ように見えたため、一旦トキワ荘に帰り、その後、赤塚、水野英子と共に映画を見るために外出。帰ったところに「病院に来る」よう、電報が届いた、と記述している。また、石ノ森の姉が亡くなった当日、石ノ森、赤塚と終日行動を共にしていた水野も自著『トキワ荘日記』(自費出版、2009年)の中で、石ノ森の言動を含めて事態を詳細に記述している。さらに、この出来事は、石ノ森、水野の証言と比べると、細部がかなり異なってはいるが、藤子不二雄Aの著作『愛…しりそめし頃に…―満賀道雄の青春』にも描かれている。
  11. ^ 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』、96頁によれば、「漫画(自分の仕事)と東映動画との両立が厳しい事が判ったから」、となっている。
  12. ^ 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』、184-213頁によると、この前に世界旅行に出かけている。海外旅行自由化される前であり、「個人の観光」では許可は下りなかった。そのため、集英社に依頼し、臨時に「記者」の肩書きを入手している(シアトルで開かれるSF大会の取材、という名目)。貯金がなかったため、旅費も各出版社から前借りした。SF大会では、矢野徹の紹介状を持ち、フォレスト・J・アッカーマン(雑誌「MONSTER」の編集長)、ロバート・A・ハインラインポール・アンダースンと会っている。この時に訪問した国・都市・名所は、アメリカに3週間(ロサンゼルスサンフランシスコニューヨークラスベガスディズニーランドグランド・キャニオン、シアトル)の他、イギリスロンドン)、フランスパリ)、オーストリアウィーン)、ドイツ東ベルリン西ベルリン)、オランダスペインマドリード)、イタリアローマミラノ)、ギリシャパルテノン神殿)、エジプトカイロピラミッドスフィンクス)、香港マカオなど(太字はサイボーグ戦士〈002、003、004、005、007〉の出身国。また、ギリシャはミュートスサイボーグのモチーフとなっている。後年にはピラミッドも登場した)。なお、この旅行は「雑誌(『少女クラブ』他)の廃刊が続いたことや、姉の死にショックを受けた逃避行」、という面も持っていた。
  13. ^ ただし、必ずしも石ノ森のラフが尊重されたわけではなく、番組スタッフ側で大幅にアレンジされることもあった。これらのラフスケッチで現存するものは、ジェネオンエンタテインメント『石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 ―Before 1975―』および『石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 (After1975)』に収録されている。
  14. ^ 資料によっては1986年と記載している[17][3]
  15. ^ 「ノ」の字の表記については、石ノ森が存命時、出版物や映像原作表示の際には、他の字に比して縦横2/3から1/2のサイズに表記する(「半角文字ではない」と言われる)ことが求められた。
  16. ^ エンディングではキャラクターデザインに雨宮慶太と野口竜の名前がクレジットされているが、主役のRXのラフ(頭部のみ)や、番組中期以降の多くの怪人のラフは石ノ森によっておこなわれている。
  17. ^ 敵側のキャラクターのみ、キャラクターデザインを担当。
  18. ^ 八手三郎山川啓介小池一夫との共同作詞扱い。詞・曲は、スーパー戦隊以外の作品の主題歌(渡辺宙明作曲)からも引用されている。
  19. ^ このときに撮影されたスナップ写真は、石ノ森の生家の玄関付近に飾られている。

出典

  1. ^ a b 日本文芸協会『文芸年鑑 1999』新潮社、1999年、375頁。
  2. ^ a b c d 変身ヒーロー大全集 1995, p. 152, 「原作者インタビュー 石ノ森章太郎」
  3. ^ a b c d e f g h i j k 仮面ライダー怪人大画報 2016, p. 178, 「仮面ライダー スタッフ・キャスト人名録 2016年版」
  4. ^ マンガの王様 石ノ森氏生誕イベント - 石巻日日新聞
  5. ^ 中島健人、“漫画の王様”石ノ森章太郎さんになる「プレッシャー」 - サンケイスポーツ
  6. ^ 【銀座 蔦屋書店】「漫画の帝王」石ノ森章太郎 生誕80周年記念フェア開催! - 日刊工業新聞
  7. ^ a b c d すがやみつる「感涙の最終回は新『009』への序章」『この最終回がすごい!』メディアファクトリー、2003年2月11日、初版第1刷、72-80頁。ISBN 4-8401-0703-3
  8. ^ 講談社編『キャラクター大全ノンフィクション 証言!仮面ライダー 昭和』講談社、2017年、p.28
  9. ^ 読売新聞×ダ・ヴィンチ ミステリーブックフェア2015 【鼎談】今野 敏×湊 かなえ×間室道子(代官山 蔦屋書店 文学担当)<後編> ダ・ヴィンチニュース 2015年3月8日
  10. ^ 荒俣宏の電子まんがナビゲーター 第11回 松本零士編”. ebookJapan (2011年10月7日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月9日閲覧。
  11. ^ 山内ジョージ『トキワ荘最後の住人の記録』p.222(東京書籍、2011年)。
  12. ^ 石ノ森ヒーローファイル 2013, pp. 124 - 125, 石ノ森章太郎年表.
  13. ^ 昭和石ノ森ヒーロー列伝 2013, pp. 106 - 111, 石ノ森章太郎ヒストリー.
  14. ^ a b 石ノ森章太郎のマンガ教室[要ページ番号]
  15. ^ 石森章太郎 『石ノ森章太郎のマンガ家入門』ISBN 4-253-17250-4 秋田書店〈秋田文庫〉272頁
  16. ^ WEBアニメスタイル 白川大作インタビュー(2) 2012年10月29日閲覧。一方、月岡はその才能を評価されてそのまま東映動画に入社し、「天才アニメーター」と呼ばれた。
  17. ^ 石ノ森章太郎『石ノ森章太郎 変身ヒーロー画集 -Before 1975-』ジェネオン エンタテインメント、2004年3月24日、207頁。ISBN 4-89452-797-9
  18. ^ a b 仮面ライダー帰ってきた! 被災の石ノ森萬画館が復活”. 朝日新聞 (2012年11月18日). 2012年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月28日閲覧。
  19. ^ 永井豪、2010、『激マン!』デビルマン編第2話(単行本第1巻収録)、日本文芸社[要ページ番号]
  20. ^ 「スーパー戦隊制作の裏舞台 白倉伸一郎」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1992 恐竜戦隊ジュウレンジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年3月8日、32-33頁。ISBN 978-4-06-513708-6
  21. ^ お別れなのだ 赤塚不二夫さん死去
  22. ^ マンガ中国大人物伝第2巻項羽224頁~225頁
  23. ^ 藤子不二雄Ⓐまんが道 愛…しりそめし頃に…』第3巻 p17参照
  24. ^ 仮面ライダーの故石ノ森さん、最多コミックでギネスに”. 朝日新聞. 2008年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月29日閲覧。
  25. ^ http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/st/ishinomori_digital.asp
  26. ^ 大恐竜時代”. メディア芸術データベース. 2016年10月30日閲覧。
  27. ^ a b 手塚治虫「ぼくはマンガ家」p.143。
  28. ^ 岩上安身「現代の肖像24 石ノ森章太郎」『AERA』、朝日新聞社、1990年。web掲載 2012年10月29日閲覧。
  29. ^ 石ノ森章太郎『ことばの記憶』2008年 P.132。
  30. ^ 「石ノ森章太郎を継ぐ者 仮面ライダーマンガ家列伝 第1回 すがやみつる」『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー Vol.1 仮面ライダー1号』講談社、2004年7月9日、30頁。ISBN 4-06-367086-4
  31. ^ プロフィール”. 2012年10月29日閲覧。
  32. ^ 石ノ森ヒーローファイル 2013, pp. 117 - 119.
  33. ^ 昭和石ノ森ヒーロー列伝 2013, pp. 104 - 105.





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