千の目先生とは - わかりやすく解説 Weblio辞書

好き! すき!! 魔女先生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/14 02:40 UTC 版)

『好き! すき!! 魔女先生』（すきすきまじょせんせい）は、1971年 10月から1972年 3月にかけて、TBS 系列^{[注釈 1]}で毎週日曜18時から18時30分に放送された朝日放送（ABC）、東映制作のテレビドラマである。1968年に主婦と生活社の少女向け週刊誌「ティーンルック」で連載された石ノ森章太郎の少女向け劇画『千の目先生』（せんのめせんせい）を原案とする^[1]^[2]^[3]。

脚注

注釈

^ 放送当時はいわゆる「腸捻転」解消前のため、TBS 系列での放送であった。
^ 前半においても、第3話や第12話のような「怪人」が登場する話や、第9話のように「変身ヒーロー」を扱った話がある。
^ 作品制作と実際の放映の順番は異なっており、第15話、第16話はアンドロ仮面登場前の設定である。
^ プロデューサーの平山亨によれば、視聴者に好評だった番組のさらなる飛躍を考えての変更だったが、山内久司ら朝日放送サイドからは「学園ドラマ路線は好評を得ているのに、なぜ変更したのか」などと叱責されたとのこと^[10]。
^ 実写の連続テレビ番組としては米国の『ワンダーウーマン』より数年先行しており、昭和の終わりから平成以後には『美少女仮面ポワトリン』などの『不思議コメディシリーズ』や『ガールズ×戦士シリーズ』、『満福少女ドラゴネット』などがみられるが、これらの後発作品のほとんどもモンスター然とした敵との戦いをメインにしたものではない。
^ 書籍によっては、名称を山部用務員^[17]、校務員さん^[15]と記載している。
^ ロケ地は本作品の東西学園と同じく聖ドミニコ学園であった^[18]。
^ 作中では指輪とも呼ばれる。
^ 第14話では高野浩幸が声を当てている^[11]。
^ 資料によっては、名称を怪人ディクショナリィと記載している^[1]^[21]。
^ 本作品の撮影スタッフや撮影時のアクションを担当した団体などの陣容は1985年から1987年にかけて放送された『スケバン刑事』シリーズ（フジテレビ系）における撮影体制の基礎となった^[23]。
^ 書籍によっては石森章太郎の推薦と記述している^[5]^[25]。
^ 関西地区ではMBSで放送されたが、ネットチェンジ後にはABCでも再放送が行われた。

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 14–17, 「好き! すき!! 魔女先生」
^ ^a ^b ^c ^d ^e OFM仮面ライダー11 2004, p. 31, 「石ノ森章太郎原作『仮面ライダー』兄弟作品ファイル（1971-1975）」
^ ^a ^b 特撮全史 2016, p. 14, 「好き!すき!!魔女先生」
^ ^a ^b 『全怪獣怪人』下巻、勁文社、1990年11月30日、366-367頁。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 変身ヒーロー大全集 1995, p. 134, 「作品解説好き! すき!! 魔女先生」
^ 宇宙船SPECIAL 1998, p. 58
^ ^a ^b ^c 石ノ森章太郎『石ノ森章太郎変身ヒーロー画集 -Before 1975-』ジェネオンエンタテインメント、2004年3月24日、153頁。ISBN 4-89452-797-9。
^ ^a ^b ^c 「ヒーローファイル好き！すき!!魔女先生」『甦る！石ノ森ヒーローファイル』Gakken〈Gakken Mook〉、2013年9月10日、74 - 75頁。ISBN 978-4-05-610166-9。
^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 14、134.
^ ^a ^b ^c ^d 宇宙船 VOL.134（2011年秋号）p.72 - 75
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 135–137, 「EPISODE GUIDE 全26話」
^ 変身ヒーロー大全集 1995, p. 152, 「原作者インタビュー石ノ森章太郎」.
^ 変身ヒーロー大全集 1995, p. 144, 「INTERVIEW 折田至」.
^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 134、137.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q 東映×石ノ森 2010, pp. 140–143, 「好き!すき!!魔女先生」
^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 15、136.
^ 宇宙船SPECIAL 1998, pp. 58、74.
^ ^a ^b 変身ヒーロー大全集 1995, p. 185, 「作品紹介/イナズマン EPISODE GUIDE 全25話」
^ 変身ヒーロー大全集 1995, p. 192, 「デザイン&設定画集」.
^ 東映×石ノ森 2010, p. 24.
^ 宇宙船SPECIAL 1998, p. 74.
^ ^a ^b 岡田勝監修、藤川裕也編「第2章大野剣友会伝の誕生 13.好き! すき!? 魔女先生」『大野剣友会伝アクションヒーローを生んだ達人たち』風塵社、1999年7月15日、ISBN 4-938733-69-2、72頁。
^ 『メーキング・オブ・東映ヒーロー2 ラディカルヒーローの世界』（1987年・講談社）p.102.
^ 講談社編「INTERVIEW 佐々木剛」『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社、2014年11月20日、97頁。ISBN 978-4-06-218566-0。
^ 東映×石ノ森 2010, p. 58.
^ ^a ^b ^c OFM仮面ライダー6 2004, pp. 27–29, 杉田篤彦「特集仮面ライダー造型美術 “異形のマスク”が形作られるまで」
^ ^a ^b ^c キャラクター大全V3編 2014, pp. 134–136, 「仮面ライダーV3証言集2 前澤範」
^ 『宇宙船YEAR BOOK 1998』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、1998年4月10日、61頁。雑誌コード：01844-04。
^ 石ﾉ森章太郎生誕70周年 DVD-BOX | 東映ビデオオフィシャルサイト2023年1月4日閲覧。
^ 『河北新報』1972年4月19日 - 10月17日付朝刊、テレビ欄。
^ 『河北新報』1972年3月19日 - 9月10日付朝刊、テレビ欄。
^ 『河北新報』1972年1月22日 - 8月1日付朝刊、テレビ欄。
^ 『福島民報』1971年10月9日 - 1972年4月1日付朝刊、テレビ欄。
^ 『北國新聞』1972年2月23日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 変身ヒーロー大全集 1995, p. 155, 「変身ヒーローコミック書誌」
^ 宇宙船SPECIAL 1998, pp. 146–147, 平井幸夫「70年代スーパーヒーローコミックリスト」.