じゅ‐ず【数珠】
読み方:じゅず
仏・菩薩を礼拝するときに手に掛ける仏具で、小さい玉をつないだ輪。玉の数は通常108個あり、百八煩悩を除くためといわれる。また、宗派によって数を54や27などに減らしたものもある。念珠。ずず。
ず‐ず【▽数▽珠】
読み方:ずず
「じゅず(数珠)」に同じ。
ずず 【数珠】
数珠
数珠
数珠―富良野の人
数珠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 09:41 UTC 版)
数珠(じゅず、ずず)は、穴が貫通した多くの小さい珠に糸を通し輪にした法具である。珠の数は108珠が基本である。各宗派の本式数珠以外だと数に決まりはない。(#形状・名称を参照のこと。)形状は、各宗派の本式念数珠だと厳密な決まりがある。
- ^ 珠の数え方には、「○○珠」以外にも「○○玉」や「○○顆」と呼ぶ事がある。本文では、「珠」で統一する事にする。
- ^ 七宝は、経典によりことなるため7種類ではない。
- ^ 珊瑚…本珊瑚・白珊瑚・赤珊瑚・黒珊瑚など。
- ^ 本翡翠・ビルマ翡翠…類似した石と区別するため、本翡翠・ビルマ翡翠の別名がある。
- ^ アベンチュリン…「インド翡翠」の名で販売されているが、翡翠ではなく翡翠に似た鉱石である。安価なわりに美しい緑色をしている上、モース硬度も7と丈夫であるため、日常に用いるのに適している素材である。
- ^ 縞の無い物を「真黒」(まぐろ)、縞がある物を「縞黒檀」と呼称する。
- ^ 天竺菩提樹…数珠に用いられる菩提樹の中で最高級品。
- ^ 金剛菩提樹は、小さい珠の方が高価である。
- ^ 喪服…ここでいう「喪服」は、僧侶の装束のことで鈍色の五条袈裟・裳附・差袴・中啓を依用することをいう。
- ^ a b 清水乞 『仏具辞典』 東京堂出版 1996年 126頁 ISBN 4-490-10112-0
- ^ Vaman Shivram Apte THE STUDENTS' SANSKRIT ENGLISH DICTIONARY MOTILAL BANARSIDASS PUBLISHERS 1970 p.2, p.216, p.437 ISBN 81-208-0044-3
- ^ 佐和隆研・編 『密教辞典』 法蔵館、 1975年。 ISBN 4-8318-7050-1
- ^ a b 浄土真宗の「門徒」と「僧侶」…浄土真宗の「僧侶」は、得度式を受けた者をいう。浄土真宗の「僧侶」は、在家であり、門徒である。便宜上、「僧侶」と「門徒」と一般に区別する。
- ^ a b c 「○○房」が好ましいとされる…目安であり、厳密な決まりではない。
数珠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 22:15 UTC 版)
虎蔵が方術の補助に使ったり、ばらして飛ばしたりする、襷掛けできるほどの大きな数珠。刀にも変化する。
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数珠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 16:11 UTC 版)
数珠とは下根を引接し修業〔ママ〕を継続できるようにする法具である、とする。また、三宝(【仏宝】日蓮・【法宝】本門の本尊・【僧宝】日興以来歴代法主)を一心に念じて、南無妙法蓮華経と称(とな)えるときに身に随(したが)える法具である、とも述べている。 ※【僧宝】に関しては、総じては第二祖日興及び歴代の法主であり、別しては日興である。今日の創価学会では【僧宝】を日興のみとし、「現代」では「日蓮大聖人の御心と御振る舞いを継承し、世界広宣流布を推進している創価学会」自体を【僧宝】とみなす解釈を取っているが、唯授一人の血脈相承の観点から考えれば、日興単体も歴代の法主も、同義といえる。
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数珠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:14 UTC 版)
「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」の記事における「数珠」の解説
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「数珠」の例文・使い方・用例・文例
- 修道士のように頭巾をかぶった雲は、ポツリポツリと落ちる雨を数珠のようにつまぐっている。
- 交通渋滞で、車が数珠つなぎでした。
- 数珠玉を針金でつなぐ.
- 家具の縁を飾る、または飾り付けをするための数珠状をなした造型
- 数珠玉の中で1番大きな玉
- すかりという,網のように編んだ数珠のふさ
- 念仏のときにその回数を数えるための数珠
- 一つの大数珠を皆で繰り回しながら念仏を唱える法会
- 数珠玉というイネ科の植物
- 数珠を作るための玉
- ロザリオという十字架付きの数珠
- 数珠の中心となる,大きな玉
- 玉は中央に穴が開いており,数珠玉であると考えられている。
数珠と同じ種類の言葉
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