OK牧場の決斗とは? わかりやすく解説

OK牧場の決斗

原題:Gunfight at the O.K. Corral
製作国:アメリカ
製作年:1956
配給:パラマウント配給
スタッフ
監督:John Sturges ジョン・スタージェス
製作:Hal B. Wallis ハル・B・ウォリス
原案:George Scullin ジョージ・スカリン
脚本:Leon Uris レオン・ユーリス
撮影:Charles Lang チャールズ・ラング
音楽:Dimitri Tiomkin ディミトリ・ティオムキン
作曲:Dimitri Tiomkin ディミトリ・ティオムキン
作詞:Ned Washington ネッド・ワシントン
歌:Frankie Laine 
キャスト(役名
Burt Lancaster バート・ランカスター (Wyatt Earp
Kirk Douglas カーク・ダグラス (Doc Holliday
Rhonda Fleming ロンダ・フレミング (Laura Denbow)
Jo Van Fleet ジョー・ヴァン・フリート (Kate Fisher
John Ireland ジョン・アイアランド (Ringo
Lyle Bettger ライル・ベトガー (Ike Clanton)
Frank Faylen フランク・フェイレン (Cotton Wilson
Earl Holliman アール・ホリマン (Charles Bassett
Ted De Corsia テッド・デ・コルシア (Shanghai Pierce
Dennis Hopper デニス・ホッパー (Billy Clanton)
John Hudson ジョン・ハドスン (Virgil Earp)
解説
保安官ワイアット・アープが、医者からヤクザに身を持ちくずしたドク・ホリデイ助太刀OKコラール仇敵クラントン一家死闘交えたという西部歴史語り伝えられ事件の映画化で、1946年ジョン・フォードが「荒野の決闘」として以来今回2度目映画化である。ジョージ・スカリン原案からレオン・ユーリス脚本書き六番目の男」のジョン・スタージェス監督した撮影監督は「雨を降らす男」のチャールズ・ラング作曲指揮は「友情ある説得」のディミトリ・ティオムキン主演は「雨を降らす男」のバート・ランカスター、「赤い砦」のカーク・ダグラス、「オドンゴ」のロンダ・フレミング、「ながれ者」のジョー・ヴァン・フリート、「誇りを汚すな」のジョン・アイアランド。他に「雨を降らす男」のアール・ホリマン、「ローンレンジャー」のライル・ベトガーなど。フランク・フェイレン主題歌を歌う。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
酒と賭博に身をもちくずした歯科医ドク・ホリデイカーク・ダグラス)はフォート・グリフィンの町で3人組殺し屋返り討ち倒したが、嫌われ者の彼は町民リンチかけられようとした。たまたま町に来たドッジ・シティ保安官ワイアット・アープバート・ランカスター)はドク情婦ケイトジョー・ヴァン・フリート)の頼みで、その危機救ったワイアットドッジ・シティ戻ったが、そこには余り有難くない出来事待っていた。ワイアットの兄でトゥムストーンの保安官ヴァージルクラントン一家との確執激化してきたというのであるクラントン殺し屋リンゴー・キッド(ジョン・アイランド)を味方にして機会狙っていた。そんなところへドクケイト連れてドッジ・シティにきた。札つきドク出現に町の治安を思うワイアット困惑するが、その上ローラロンダ・フレミング)という女が現れ御法度賭博始めるに及んでワイアット捨てておけなかった。彼はローラ留置場入れた。が、彼女に心ひかれワイアットドク口添えもあって間もなく釈放したある日、3人の銀行強盗が町向かったというのでワイアット不在代理保安官代わりにドク連れて行き強盗どもを迎え撃った。が、やがてドク不摂生祟って前から病んでいた胸の病が悪化、そのため情婦ケイトはリンゴー・キットに鞍替えする始末となった。そんなある夜、ワイアットローラと恋を囁いていたが、暴れ者シャンハイ・ピアース一味酒場荒らしていると聞き、そこへ駆けつけた。が多勢に無勢。そこへドク現れ機先を制し一味追出した。ドクワイアットに、これで借り返したと言ったが、2人は何か離れがたい友情結ばれた翌日ワイアットは、ローラ結婚してカリフォルニアへ行こうと、保安官バッジ返し旅支度をしていたが、そこへ舞込んだ一通電報。兄のヴァージルクラントン一家との危機告げてきたのだ。ワイアットローラ置いてトゥムストーンの町へ向かったが、後にはアリゾナへ行くというドクがついてきた。トゥムストーンでは、クラントン一家アープ家の末弟ジム射殺遂に挑戦してきた。アープ家もこれに応じた決闘の場所はOKコラール時間日の出の刻と決められた。クラントン側はアイクフィンビリーのの3兄弟とマクローリー兄弟、それにリンゴー・キッドの6人。アープ側はヴァージルモーガンワイアットの3兄弟である。決闘の夜が明けかかったOKコラールに向かうアープ兄弟追って、どうせ死ぬなら1人の友と一緒に、とドク重病押して駆けつけた。忽ち始まる決闘。数の劣勢アープ側は腕と頭でおぎない激し戦いの後クラントン一家撃ち倒した。リンゴーはドク撃たれた。ワイアットは後を追ってきたローラカリフォルニアへ旅立ったその2人をドクいつまで見送っていた。

OK牧場の決斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 05:59 UTC 版)

OK牧場の決斗[注 1](オーケーぼくじょうのけっとう、Gunfight at the O.K. Corral)は、1957年アメリカ合衆国西部劇映画パラマウント映画製作・配給。1881年アリゾナ準州トゥームストーンで実際に起こった銃撃戦(いわゆる「OK牧場の決闘」)を題材とした数々の西部劇映画のうちで最も有名といえる作品である。


注釈

  1. ^ 日本での初公開時の題名は「OK牧場の決闘」であり、その後リバイバル公開では「決斗」という文字が使われている。現在各種資料ではどちらの文字も使用されているが、ここでは史実としてのOK牧場の決闘と分けるため映画の題名を「決斗」としている。なお「荒野の決闘」もリバイバル公開時には「荒野の決斗」と表記されていた。
  2. ^ 登場シーンカット
  3. ^ ノンクレジット
  4. ^ ノンクレジット
  5. ^ 出演者の多くが故人であり、存命のささきいさお京田尚子に関しては「ご本人が当時の声の再現が難しいとの判断」で代役となった[3][4]
  6. ^ ワイアットがローラへ求愛するシーンはオリジナル音源の状態が悪いため、その部分のみオリジナル音声と新録音声の2種類を収録[5]
  7. ^ 川本三郎瀬戸川猛資和田誠『今日も映画日和』(文藝春秋)で川本は決闘があった町がトゥームストーン(墓石)なので、そこから採ったタイトルだろうといい、瀬戸川は「意図的な誤訳でしょうね」という。

出典

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)139頁
  2. ^ @newline_maniacs (2023年5月19日). "NewLine Corp.のツイート". X(旧Twitter)より2023年5月20日閲覧
  3. ^ @newline_maniacs (2023年3月14日). "NewLine Corp.のツイート". X(旧Twitter)より2023年5月14日閲覧
  4. ^ @newline_maniacs (2023年3月15日). "NewLine Corp.のツイート". X(旧Twitter)より2023年5月18日閲覧
  5. ^ @newline_maniacs (2023年5月10日). "NewLine Corp.のツイート". X(旧Twitter)より2023年5月12日閲覧
  6. ^ @newline_maniacs (2023年3月8日). "NewLine Corp.のツイート". X(旧Twitter)より2023年3月8日閲覧
  7. ^ 「吹替シネマ2023」第2弾ラインナップ発表&全12タイトル決定!” (2022年11月18日). 2022年11月21日閲覧。
  8. ^ OK牧場の決斗-日本語吹替音声収録 HD リマスター版-” (2022年11月18日). 2022年11月21日閲覧。


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