きかんしゃやえもん D51の大冒険
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1974 |
配給: | 東映 |
スタッフ | |
監督: | 田宮武 タミヤタケシ |
製作: | 登石雋一 |
原作: | 阿川弘之 アガワヒロユキ |
脚本: | 山本英明 ヤマモトヒデアキ |
松本功 マツモトイサオ | |
企画: | 有賀健 |
横山賢二 ヨコヤマケンジ | |
加茂秀男 カモヒデオ | |
作画監督: | 大工原章 |
音楽: | 渡辺岳夫 ワタナベタケオ |
美術: | 辻忠直 ツジタダナオ |
キャスト(役名) |
解説 |
時代の波にとり残されていく蒸気機関車D51のやえもんと、少年との暖い心のつながりを描く長編アニメーション。原作は阿川弘之の童話「きかんしゃやえもん」。なお、上映時間の3分の1は実写フィルム。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
やえもんは、日本一のD51機関車だった。若い頃は、多勢のお客を乗せて、凄いスピードで村から町へ走ったものだ。でも、今はもう40年も働きつづけて、かなり年をとってしまっていた。機関車仲間で大ボスの電気機関車・ゴン大・おべっかつかいのジーゼル機関車・ハイハイ、軽薄な現代娘の電車・ハナウタ、気取りやの新幹線・マッハたちは、時代遅れのやえもんを、邪魔者あつかいにして、この町から追い出そうとしていた。小学校5年の正は、やえもんと大の仲よし。亡くなった正の父は、やえもんの機関士だったし、正がまだお腹にいる時の母を病院へ運んだのもやえもんだった。やえもんの石炭車に住みついている、ねずみのチュー兵衛一家と、野良犬のキングもやえもんが大好きだ。とうとうやえもんは、正の知らないうちにハイハイに連結されて田舎に連れていかれてしまった。そこで正は、やえもんと別れの挨拶をするために、何日もかかって会いに行った。田舎の機関区の片すみでしょんぼりしていたやえもんは、とても喜んで、今度は正を町に送っていくことにしたのだが、スピードをあげすぎて、火の粉やスチームをたくさん吹き出したために、ハイハイに大やけどをさせてしまった。怒った機関区の人たちは、やえもんをスクラップにすることに決めてしまった。その日、機関区に三人組の強盗が入り、金を盗み出して、ハイハイにピストルをつきつけて逃げ出した。やえもんは正を乗せて猛スピードで強盗たちを追いかけた。大けがをしているハイハイはとうとう力つきて止まってしまい、ハイハイに乗り移った正とキングたちは強盗を取りおさえた。つかれきったハイハイを押して、力強く町に戻って来たやえもん。ゴン太をはじめ機関車たちは、やえもんを讃え、今までの無礼をあやまった。そして、やえもんは、スクラップにはされず鉄道公園で働くことになった。昔のように野や山を走らなくても、公園で子供たちに囲まれて、やえもんは幸せだった。 |
きかんしゃやえもん D51の大冒険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 02:30 UTC 版)
『きかんしゃやえもん D51の大冒険』(きかんしゃやえもん デゴイチのだいぼうけん 英文:Yaemon, The Locomotive[1])は、日本の劇場用アニメ映画。擬人化された古い蒸気機関車を主人公とする作品で、1974年3月16日、その年の東映まんがまつり枠内で、折からのSLブームに乗る形で公開された。製作は東映動画。カラー、シネマスコープ、62分。
注釈
出典
- 1 きかんしゃやえもん D51の大冒険とは
- 2 きかんしゃやえもん D51の大冒険の概要
- 3 スタッフ
- 4 同時上映
固有名詞の分類
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